第12回 知多新四国88ヶ所巡り お遍路ウオークの一歩たち

2006年2月18日〜6月24日 10日間の日程  運営は愛歩世話役のみなさまです。

「第10回知多新四国お遍路ウオーク」第五日目に参加  06年4月15日(土曜) 天気 気持ち雨のち曇り  距離 23キロ

4/15(土)オレのライフワークとなった感の知多新四国お遍路ウオークであります。
小ぬか雨という感じの細い雨が朝から降っていた愛知・小牧の自宅を嬉々としていそいそと納経帳などの準備をして出掛けた知多半島ですが、前回富貴駅でトイレに行っていて遅れそうになったママたちや岩田の敏ちゃんが乗り遅れたホーム内遮断機はこんな所だったんですヨ〜
今回は全員無事に駅員に催促もされ(もしかしたらあの時のことが理由で今まで居なかった駅員が配置されたかも)無事に乗り換えた車内で名古屋ツーデーお土産のドリンクを配るパパです。
そして名鉄・河和駅からは前回ゴールとなった知多半島南端の師崎まで貸切バスでミンナでGOです。


重なる時は重なるものですが今日は奥田総大将も猪又御大もタローおじさんもヒゲおじさんも・・・イッパイのご重鎮の面々が不在の朝でしたが、雨のお天気に今までとは違う場所でバスを降りて師崎港の普段は魚のセリでもしてそうな大屋根の下でカッパの着用などもしてナビ野儀さんが上手にスタート式も仕切ってイザ朝のスタートとなりました。
このコースはパパは未経験で、山を指差し「あの山がいつも越えているコースだけど今日は足元が滑るからコッチから行きますネ〜」ってナビ野儀さんのガイドで師崎港から離れて山手の車も通る道を行きます。
ソテツの大きいのが畑を囲むように有ったり、広い田畑が丘陵に広がって「ココは沖縄か北海道かドッチだヨ〜」っていうような風景の中を、下は濡れているけど傘も不要なほどので空も段々と明るくなってきました。


師崎港を出て約3キロ 歩が進むほどにみんなの傘がたたまれてゆくのがお分かりでしょうか。
いつも言うけど雨の降る日は雨色の風景が有り、キラキラと輝く木々の新緑も良いし道端の花たちもいつもよりピンとして色鮮やかに咲いています。
歩き出して直ぐに車とは無縁の道に入って、里山風景のようなところも歩きワイワイとしていたら目の前に集落が見えてきました。


師崎港を出て雨の場合にちゃんと用意をしてあったという道をナビ野儀さんに連れられて来ましたが本日最初は番外・浄土寺さんでした。
左の写真は歩いて来た東を向いたものですが、本来は右手の山を越えてくるお遍路道なのですが今日は山手側の左の山すそ伝いに丘を越えて歩いて来ました。
少ないスタッフにママも朝からご活躍の朝ですが、今ココに居る自分というものに感謝をしながらナムナムなのです。


この知多のお遍路道中の中で一番の難所コースで本日は23キロを内海まで歩き海辺に出たり山に入ったりを繰り返しますが、今朝スタートしたときの海は三河湾で今見ている海は伊勢湾側となりますが「三島由起夫の潮騒」で有名になった神島も見えますし「アレは四日市かなぁ いや久居方面かな」などと言いながら伊勢湾越しにぼんやりと見える三重県方面も眺めていました。
さあぁ いかがでしょうか 河西さんとママですが「同行二人」の我々にはイッパイのステキな同行のミナサマで、パパが「河西さ〜んかわいいヨ〜」って茶化すので「こんなおばあちゃんをからかわないでよ〜」っておっしゃいますが・・・ねぇ〜カワユイでしょう
さあぁ そんな会話を楽しんでいたら恒例の寄り道「魚広場」で、試食タイムとなりますヨ〜ン


お店の中はイッパイのお店たちですが、魚もあるしお菓子もあるし海苔や干物やつくだ煮やダイコンおろしと合う色々な小魚のしらす干しなどもパクパクとさせて頂きました。
そしてまたまた漁港の住人の生活道路をクネクネと・・・憶えたいのに覚えられないクヤシクような嬉しいような両手を広げると両方のおウチが触れそうな裏路地たちです。

浄土寺さんを出て魚広場で一服もして4キロほどを歩いて40番札所・影向寺さん(いこうじだっけ えこうじと読むんだっけ?)に参りました。
浄土禅さんを出た頃には完全に雨も止み、魚広場の休憩中には乾いたカッパも脱いだミナサマですが空が薄明るくなってきてもう雨の心配は不要のようです。

 

境内にはかわいい花蘇芳 (はなずおう)の花が咲いていてママもパチリを楽しんでいましたデス・・・などと書くとカッコいいですが、その時もどなたかに教えて頂き、帰宅後もなおきちさんのHPに出掛けて名前を再確認したワタクシでしたが、こうして忘れては思い出すパパのイイカゲンな記憶回路です。
またも海に出ては海風景を楽しむ我々ですが、海を生活の糧として田畑のように大切にしている方々が居て、そしてもう直ぐこの海には町から来る潮干狩りの人たちであふれますし、夏にはキャーキャーと黄色い声の水着の花が咲く海でもあります。


段々と思い入れが濃くなってチットモ前に進まぬお遍路レポートですが、でもお寺にお参りするだけが大事じゃ無くてその道中が大切なのです!
ほら見て下さい この笑顔たち ステキな仲間と語らったり、海岸通りの旅館の前の鯛祭りの鯛神輿の前でスナップ写真ですが昨年も岩田の敏ちゃんたちとパチリとしましたが今年もだよ〜ん
そして木村の親分とママもパチリですが、この一瞬たちのどれもが「思い出のカタマリ」でオレの一歩一歩の一瞬たちです。


影向寺さんから3キロ弱でしたが海岸に出たり漁村の路地裏をあるいたりして前回まで半島の東側を南下していましたが今度は半島の西を北上する感じで歩いています。
鶴田ママや水谷さんをパチリってしたりしながらやって参りましたが本日三つめの弘法寺
41番・西方寺さんです。



「アハハハハ ワハハハハって 語らって 気が付きゃ遍路寺 直ぐ目の前に」

西方寺さんの弘法さまにもコンニチわ〜ってしてミンナで唱えるナムナムも気ごころを通じ合わせて歌うとハモリ具合も良くなって上手に大合唱となりますが、一番前でみんなの先達をする木村の姐御の透き通る声はやはり別格です。
そして境内で食事をさせて下さいネ〜って世話人の方が頼むと「どうぞ本堂をお使い下さい」って仰られ甘えて上がって食事休憩をしましたが、パパママは先ほど寄った「魚ひろば」でちらし寿司を購入しこのお寺に来る直ぐ裏の雑貨屋さんでビールも仕入れておりました・・・エヘヘヘヘ・へ・もうベテランでしょう<(__)>


西方寺さんの本堂や境内でお昼休憩をさせて頂きましたが、山門の目の前が海岸道路でその前は防波堤が有って直ぐ目の前が内海の海水浴場になっています。
だから本堂の大扉たちも普段はピタリと閉めてはあるのですが床も畳の上も目に見えないような小さな砂ぼこりたちがイッパイでした・・・毎日のお掃除も、特に冬場の強風の日などは砂塵相手に大変だろうナ〜って思いましたが靴を脱いで座ってのお食事に感謝をして午後のスタートとなりました。
今までは海岸沿いに歩いていましたが今度は東に歩を向け山手に向って行き、これまた車とは無縁の田んぼ道などを通って1キロ半ほどで
42番・天龍寺さんへ来ましたがここでは枝垂桜がきれいに咲いていました。

天龍寺さんのお参りも済ませ快調に更に山手に向って歩いていますが、車の通りは多いけどまだピンク色を残した桜並木が続く道を行くと着いたところは43番・岩屋寺さんでアリマした。
今回は世話役の人が少ないかなって思っていましたが、不思議と誰言うとも無くお手伝いの手が増えて納経帳のペタンコ作業も順調なようです。


お遍路ウオークをしていてふと思うことですが・・・
世話役の方々が先頭のほうを歩き真っ先に山門をくぐってミンナを待ち、みんなは自分の納経帳とご朱印代の100円を預ける。
人数が多いと一人で何十冊も抱えたりもしていますが、それを持って納経所に行き預かったご朱印代と冊数の確認もして、しかも初めてお参りの納経帳と何度目かのお参りではハンコの押し方が違うので、お寺の納経所の方が押しやすいようにその分別もしているのです。

その間に我々は一服もしたりトイレにも行ったり、もちろん木村の姐御の先達で心のこもった大合唱もさせて頂きます。
世話役の方々はその作業をしながらも小さな声で輪唱をしているようですが、我々がお参りを済ませる前後にハンコの押された納経帳を持ってみんなのところに戻り何人かでみんなの名前を呼び合って納経帳をそれぞれにお返しする・・・コレの繰り返しがお寺毎に続きます。
今回は不在のタローおじさんの早苗ママも世話役をされていますネ〜♪〜・・・感謝なのです。

いつ頃からどのようにしてこのシステムが生まれたのか・・・確かにそれぞれが並んでペタンコをしていたら時間が幾ら有ってもたまらないけど・・・世話役のミンナの大変さはあるけど合理的なんだよナ〜・・・いやいや 世話役の方々もやり甲斐をもって嬉々としてやっておられるようです!かな?

別名「岩屋観音」さんとも言う岩屋寺さんを出て更に東に歩を進めますが向うは番外・奥之院さんで本当の崖のような岩壁の穴の中が弘法堂になっているところです。
ココも観光寺のようで山林の中の赤い三重の塔がお似合いですが、今夜は知多半島の料理旅館やホテルなどで過ごすであろう観光客の方々も大型バスで来ておられました。
ペッタンハンコは岩屋寺さんでココの分もまとめて押したので世話役の方も一緒になって全員で大合唱となりましたが、洞窟の中で歌う般若心経はからだ中を包み込みこころの奥底まで沁みるいい感じのハーモニーとなり、爽快感さえも感じるナムナムとなりました。
話が変わりますがこの岩屋寺奥之院から1キロ程度更に東に行ったところが、前回オレが黄旗を忘れた永寿寺さんでホンの目と鼻の先です。
パパも段々とドコ辺を歩いているのかをボンヤリながら覚えてきましたが・・・ボンヤリのみでムムムム・ム〜




「ワイワイの 連中がまた やって来た 今年も元気に 遍路してるね」・・・地蔵さま
 
「お遍路の 路辺の地蔵に 逢いたくて 今年も探した 居たぞ見っけた」・・・パパ

奥之院さんにお参りしている時に雨が降り出して一瞬は「傘やカッパも出さなきゃ」って思ったのもつかの間で、直ぐに止みましたがナビ野儀さんは今からの峠越えを心配して歩くスピードがチョットアップしました・・・でも案の定後ろから携帯電話で「は・や・い!」・・・この田んぼ道の途中で列詰めもしましたが、さあぁ山登りの開始です。
前を行く二人のことをパパは幼稚園組と呼んでいますが、黄色い帽子の二人の後姿を見ていると「はーい きょうもげんきに がんばっていまちゅネ〜」なのです。


絶対に一列でしか歩けない道たちですが、パパは一人ではこんなところへ恐くて入っては来れません。
前にも後ろにも一緒の仲間が居てだから進める一歩たちですが、登りが苦手なママも不思議とご機嫌で大切な仲間が居るから辛く苦しい登り道も楽しくなれるというもののようです。


この写真たちだけだと「なんだ楽そうじゃん」って言われそうですが、頭の上で前を行く人の声が聞こえたり見上げるのもイヤなほど急な登りだったりもありましたが、確かにママは携帯パチリで遊んだりもする余裕のヨッちゃんであります。
右の写真の下り風景から多少は登りのキツサが判りますでしょうか???


本堂の裏山から降りて辿り着いたところは44番札所・大宝寺さで別名「もくれん寺」とも呼ばれているのですが今回は既に花の盛りを過ぎていて遅かったようです。
でも花には花の都合というものが有り「やれ咲いてなかった」の「散った後だ」の、そんな事は四季の自然の中で過ごす彼らにとって知ったことではアリマせん。
パパは「咲く前もヨシ 咲いて良し 散ってまたよし そのそれぞれに君の姿有り」なのですが、幼稚園組の二人とも淡いモクレンをバックにパチリだよ〜ん


まだ盛りのころの面影を残すもくれんの花たちにバイバイをして大宝寺さんを後にしますが、難所を雨に降られる事もなく無事に越えてホッコリのナビ野儀さんのガイドで内海の町へと出てきました。
道中にはお遍路寺ではありませんがお寺の山門にこんな掲示がありました。

                     「楽しみは 春の桜と 秋の月 夫婦仲よく 三度食う飯」

アハハハハって笑っちゃいますがいい言葉です・・・普通や平凡がつまらんと嘆く人には理解し得ないでしょうネ〜
内海の町の南から町全体を見渡せる高台の
45番・泉蔵院さんへと参りましたが「先は見えたぞ!ガンバンベー」なのです。

チョット山手のきつい傾斜地に立っていることもあり狭いお庭でしたが、地元の方々に守られたコジンマリとした感じの境内です。
ナンか押すな押すなのラッシュのようですが、前に居ても後ろに居ても弘法さまは我々全員をニコニコとみてくれていて「今年も元気でござったね」って言ってくれるようです。
人の一生とは全く違うサイクルで生きている自然や木々やお寺さまにパパは不思議な優しさをいつも感じています。

内海の町の南方高台にある泉蔵院さんを出て内海の街なかを東へと歩を向けると1キロも行かずに46番・如意輪寺さんへとやって来ました。
昨年は門がナイ状態でしたが今年はまだ真新しい木の色の立派な山門が建っていましたし、本堂や納経所ももちろん弘法堂も昨年来たときからピカピカで、後は玄関先の工事と庭のお手入れが出来るとまた長い年月をかけて風格のお寺となっていくのでしょうか。
ココには昨年パパに「幾つに見えるかね」って言っていたおばあちゃんが健在で、我々のナムナムにも鐘を叩いて音頭取りをしてくれましたがもうお一人のおばあちゃんは納経所のハンコ係りをされていました。


如意輪寺さんのお参りを済ませいよいよ本日最後となりましたが、更に東に歩を進め名鉄・内海駅の横を通って47番札所・持宝院さんへと到着です。    本日は23キロほどでしたが峠越えもあるキツイ一日の締め括りに階段を登る我々ですが、横には車ででも登れるゆるやかなスロープコースが有りソチラを上がられた方も半々なのでした。

恒例の解散式のひとコマたちですがママも植野さんも世話役の人たちが少なくて大変だったでしょうが上手にこなしてホッコリですし、右の写真には我らが合唱団のソリスト・木村の姐御が居られ木魚を叩く棒が袋から出ているのが分かると思いますが、あれで上手にポクポクとしてナムナムをリードしてくれています。
その後ろに居る白いヤッケが木村の親分でココのウオークのご意見番でもありパパの黄旗の大指揮官でもあり、ご夫婦してこのお遍路ウオークには欠かせないお二人が居てくれてナビ野儀さんも居てくれたお陰で無事に本日が過ごせました。

朝バスを降りた時は雨のお天気でしたが降っていたのは歩き始めの30分ほどでしたし、岩屋観音の奥之院さんでもチラリとパラつかれましたがこの程度のお天気は雨とはイイマセヌ!
途中では降り出すかもとの心配にハイスピードにもなったりしましたが、無事に全員が完歩も出来ましたしやはり楽しいお遍路でした。
ではでは コレにて五日目レポートを終了しますネ〜



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