「人が歩けば道になるin笠置山 新登山道探検ウオーク」に参加 06年10月29日(日曜) 天気 晴れ  距離 何キロだったかな?
コース = 中野方ダム駐車場スタート  〜 笠置山の山ん中・たがみ峠  〜 道無き山ん中   山頂・笠置神社(昼食) 〜 山ん中を下山 〜 中野方ダムゴール

10/29(日)はカッパの堀さんから頂いた情報(但し松茸の接待が有るかも!って情報はカッパさんの冗談だった)により、この五月に初めて登らせて頂いた笠置山に2回目の登山をして参りました。
その冗談を信じて下山後は「松茸を食べながら一杯かな」って思ってわざわざ電車で出掛けたパパママですが、一旦は恵那市役所に集合をして今回の山の登り口でもある「中野方ダム駐車場」へと堀さんのマイカーに同乗をさせて頂きやって参りました。

5月の登山ウオークは笠置振興事務所の石田さんグループが主催でしたが、今回は「笠置山に登ろう会」を主催される三宅さんグループのお声掛けが恵那市広報に載ったのを岩村の堀さんが知ってパパママにも教えてくれたのがキッカケです。
最初は中野方(なかのがた)というのかと思っていて、地図を見ても判らない中野方ダムの場所なども事前に電話で問合せをさせて頂くと「なかのほって言うんですよ」って教えて頂きましたが、電話の向こうの丁寧で優しいお声の方が最初にハリコの三宅さんです。
この春に登ったのとは全く反対側の北斜面側からの登頂になりますが、北の尾根伝いに登るコースは「へ」の字の断面のようなゆるい傾斜の側からの登りとなるようです。
でも稜線の奥に薄く見える笠置のお山は、流石に高いし遠いね〜♪〜


ちょっとタイトルを変えましたがもうお一人の「笠置山登ろう会」の主役は秋山さんという方で本日のコースリーダーをして頂けます。
この秋空の下の東濃地方の今日はイベントがいっぱいで、恵那市では市町村合併で広くなった全市を挙げての「秋のクリーン作戦」ということでココに来るまでのアチコチでも道路の路肩清掃などに大勢の方々がゴミ袋を持って作業をされていましたし、ユキちゃん隊が2週間前に通った落合宿では「宿場祭り」であの大きな釜を使ってきのこの千人汁だそうですし、中津川では「お菓子祭り」だし馬籠では「五平餅まつり」だそうです。
パパママもウオーキングというものを知ってからどのお祭りにも足を運んだことが有りますが、今回も「JRのさわやかウオーク」が併せて開催されていて朝の電車にも似たようにリュックを背負った人がたくさん居られましたけど、秋の一日を気持ちよく過ごせるでしょうしこの晴天にドコの会場も大賑わいのことでしょうネ〜
そんなことで「行きたいけど他の行事が」って断られる人も居て「今日は両手の数も居ないかも?って思っていましたがこんなに大勢で」って嬉しそうにお話でしたが迷子者の出ぬように二列に並んで参加者数のチェックもしてイザ・出発なのであります。


「人が歩けば道になる」・・・なんてステキなタイトルを考えたのでしょうか?
逆説的に言えば「人が歩かなければ道が消える」ということで、最初は中津川の苗木藩と隣町の蛭川や八百津や高山方面を結んでいたという「黒瀬街道」を通りましたが、地元の学識者の方々の調査や研究により今は道標も建てられていますがハッキリ言って人が通る道ではアリマセヌ。。。


今は細いながらも車が通れる別の道も出来ているようですが、我々は「黒瀬街道」の標識に従って道なきその街道を進んで行くと「コレがイノシシの水浴びの跡で、ほら足跡が」って、通らぬ人に代わってイノシシ君の散歩道となっている今のようです。
    
      人が生きて生活をする為に集落が出来る
      そしてその集落での生活から脱出をして一山奥へと人が移り住む
      そこにまた集落が出来てお互いの交流が始まり、行き来のために道が出来る
      それが無限大に広がって、村から村へと渡り歩く「街道」というものが出来て
      人々に情報というものが伝わり、生活が潤い文化も創生されてゆく
      正に現代のネットワークの原形が「道」というものなのである

そんなことも思いながらの黒瀬街道でしたが、カッパの堀さんは山道が苦手だそうで「今日も心配をしながら来たんだわ」って言っていましたが、ドドガ峰で鍛えられ乗鞍岳で鍛錬をした健脚ママの元気さにつられてカメラも楽しみ何度も「初めて来たけど山は良いね〜」ってご機嫌です。


パパはいつも言いますがヘビが大っ嫌いで恐ろしいし熊もイノシシも恐いので一人では絶対にこのような場所に来られませんが、今日は「笠置山に登ろう会」の秋山さんが先導をしてくれていて「こんだけ大勢でワイワイして歩いていたらアッチが恐くて近付かない」そうですし、すぐご近所から地下足袋で腰にナタを下げられた参加された方も居られて安心のヒイコラとなっています。
そして笠置山の北方の尾根を登りきったところが「たがみ峠」といい中野方と蛭川をつなぐ峠になっていました。
我々はそこから尾根伝いに頂上に向う為に馬の背となる場所を求めて傾斜地を上へ上へと進みますが、フカフカのジュウタンのような足元が心地良い笠置山のふところの中で遊ばせて頂いています。


今日の参加者は31名だそうですが、堀さんのお友だちの「お鍋の会」の仲間だという明智の鈴木さんたちも偶然に一緒に参加で紹介をして頂きましたが「屋根の上のカンチューハイさん」や「スーさん」ともお知り合いだそうです。
そしてお互いにお名前も知らぬまま前後を一緒に歩いている皆さまですが話しも弾み、突然のように現れた古い小屋は「つぐみ取り」の為に作られていたそうですし、植物に詳しい方も居られ足元の食べられるきのこを教えてくれたり草の名前を教えて頂いたりで、道なき道の足元を覆うような熊笹の名前は「みやこ笹」っていうそうです。

スタート前の三宅さんから「北斜面は登りがゆるやかなんですヨ」って説明でしたが、ナニがナニがナカナカでヒイヒイの歩が進む先には馬の背と言われ尾根道の両斜面はところによっては「滑ったらドコまで行くやら?!」って心配なほどで、お互いに注意もして(特にパパはママをシッカリと監視デス!)歩を進めます。
そして標高のせいなのか朝の冷気がまだ残っているのか、出る汗を心地良い風が拭ってくれる歩き始めて1時間ほどなのでした。

その自然を満喫させて頂きながらの笠置山への道中は、先頭を行く秋山さんが「滑ったら助けに行くのに大変だから注意して下さいネ〜」って言うほどのワイルドなところも通りますが、パパはママに「必ず何かにつかまっているんだよ〜」って、常に立ち木で体を支えておかなくっちゃ滑落しそうな「道無き道」も通りました。
本当に危険な場所ではパパもカメラどころではナイので肝心の現場写真がアリマセヌが「新登山道・探検」ってテーマに偽りはアリマセンでした。。。


そして命綱のロープが張ってある場所やハシゴ場などを越えた先には展望台も有る「瞑想の山小屋」っていうところにやって参りました。
北側斜面側でしたので見下ろす町は中野方や蛭川ですが、その奥には白山や右手には中部山岳や駒ケ岳などのロケーションも広がっており、一服に飲むお茶の美味しさは「この上無し」のゴックン・ゴックンなのでした。





展望台からの眺めですが我々が歩き始めたところは画面下の中野方ダムの向う側で、今年3月に竣工を完了して
実運用満水になったとのことで、この地域の方々の水源でもあり治水の役目も果たしているのです。
あのダムの向うから山の中の黒瀬街道を通り山の稜線に沿って右手尾根伝いにココまで来たのですが
目を上にやると正面左奥には白山で右奥には剣が峰も見えます。
ママもいつの間にか山登りの脚力も付いて先頭にピタリと付いて頑張っていたけど、いっぱい歩いて来たんだネ〜♪


この春もそうでしたが笠置山に登って感じることは「山が生きている」という事です。

     町で過ごしていると当たり前のことが見えなくなったり感じなくなる
     木や草花たちが、自分達の生命というものを語り
     目の前には出て来ないけど、いっぱいの動物も蛙も虫も川には魚も「ココで生きているよ!」って言っている
     自然の摂理というものが有ることを、無言で教えてくれている

ハアハアァと呼吸をしながら一歩一歩進むたびに「山の神秘が自分達を優しく包み込み、迎えてくれている」ことを感じだした頃に頂上へとやっと到着をしました。


見覚えのある頂上の笠置神社奥殿の前を通り春にも見せて頂いたひかり苔君のところへも行ってきましたが、何度見ても不思議だしキレイな緑色を眺めては、春に初めてココに連れて来てくれた赤尾さんや石田さんやあの時出逢った方々を思っていたパパです。

全く新しいグループのところに出掛けるというのは新鮮なことで、今回も東濃地方をこよなく愛す方々と出会うことが出来ましたが主催の主の三宅さんもこの地域の学校の先生をされていたそうですし、名前を失念しましたが昼食後にご紹介をされた方も学校の先生で植物に詳しい方だそうです。
そしてもう一名ネット上ではブンさんとお呼びするそうですが、朝からご一緒に前後して歩いていたこの方は高水さんで「自然保護観察員」のお役目もしながら「いずれは恵那全体の全植物目録を出したい」とのお話もされていました。
笠置のお山の頂上でも「こんだけ大きなミズナラは珍しい」とその大木を教えて頂き、落葉の一枚を拾って見上げて「これは杣(せん)の木と言ってコレも珍しいほど大きいですネー」って教えて頂けます。
カエデの紅葉ももう直ぐでしょうが葉っぱがカエルの手に似ているから「カエル手」で「それがカエデって名前の元なんですヨ〜」って知らずに見てると「木々たち」って一まとめだし落葉の一枚一枚も「落ち葉」って済ませますが、いろいろな「種」が山に守られ山を守って生きている事を教えて頂きました。


コースが全く違ったために残念ながらパパママがこの5月に植えた笠置山の「なんじゃもんじゃ君」に出逢うことは出来ませんでしたが、大自然というものをからだ中に感じて山頂の笠置神社奥殿にお参りもして同じ道を下山の開始となります。
来る時にも見た樹齢150年の山桜も大き過ぎて「幹」しか写っていませんが、ブンさんの説明を聞いた後で見上げるとまた思いが違います。
 
          周りの木々よりチョットでも早く高く背を伸ばして春の陽を受けて花を咲かせよう!
          でも周囲にも気を使って横幅はグッとスマートに遠慮をしている
          木も隣りの木に気を使いあってお互いに生きている・・・ヘエェエ〜〜って感心のパパです。


まるで子供のようなここちになって落ち葉のジュウタンを踏みしめながら、急斜面の道なき道を周囲の木々を杖にして体を支えて突き進んで行く。
右も左も初秋の空気がいっぱいで「マサに野山を駆け巡る子どものような気持ちになれる」笠置のお山なのです。

「ママ〜 足元にも注意して一歩一歩ネ〜  両手を一度に木から離したらダメだからネ♪〜」 パパの遠慮の無い大声が笠置のお山にこだまする午後です。


朝9時に登りだし3時間の行程で頂上ではひかり苔君とも再会をして1時間ほどの休憩をしました。
そして下山に2時間ほどの登山ウオークも影がちょっと長くなった3時過ぎに中野方ダムへと戻って来て、主催の三宅さんから「コレに懲りなかったらまた季節を変えて実施しますのでご参加を」ってご挨拶も頂き「もちろん次の機会にも!」って思いながら一日だけのご縁で一緒に歩いたみなさまにもご挨拶をして解散となりました。



帰りもカッパさんの車で恵那駅まで送って頂きましたが
最後の写真は帰りに寄った「坂折の棚田」から見た我らが登山コースです。
中央やや左上の中野方ダムから真上の稜線へと黒瀬街道を登り
その後は右方向の尾根伝いに頂上へと行って来たのですが
笠置山に抱かれて過ごした楽しい一日をアリガトウございました。 ではでは コレにてネ〜



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