JR東海・さわやかウオーク「清流に舞う梅花藻と湧き水巡り」に参加の一歩たち 08年9月6日(土曜) 天気 晴れ後くもり 距離12キロ
コース = JR東海道線・醒ヶ井駅スタート 〜 醒ヶ井宿 〜 十王水・西行水・天神水 〜 下丹生古墳 〜 醒ヶ井養魚場・松尾寺 〜 醒ヶ井駅ゴール

まだゲリラ豪雨など不安定なお天気の所も有るようですが中部地方のお天気もやや落ち着いた感じとなったこの週末で、9月以降の「歩き宣言」を早速に実践して参りましたパパママでございます。
って言うほどでもアリマセヌが、前夜にネットでウオーキング情報を調べると全国各地のいっぱいのイベントのようで、身近なところをチョイスして出てきた9/6(土)のウオークはこちらへとマイカーでアリマした。
全くでは無かったけれど体温を越えるような連日の炎天を避けてウオークを控えた8月だったのでナンか久々に歩く感じでしたが、本日は伊能仲間の
中山道・醒ヶ井宿の一日になります。
しかも全くの自由歩行で距離も12キロほどということで、ゆっくりのんびりと散策しましょうです。


最初に寄ったのは「元々は郵便局として昭和48年まで使っていて、今は醒ヶ井宿資料館となっています」って説明の建物(上の右写真)の中ですが、逓信省の時代に霞ヶ関に勤めていたという方が管理人をされ足を踏み入れるウオーカーたちに建物のことなども解説して頂けました。
外観も「ハイカラな建物だよな」って思っていたら、建築設計を担当したのは、何年か前に解体するのしないのと話題になった豊郷小学校の設計もしたし、メンタム軟膏で馴染みの近江八幡にある近江兄弟社創設のかのヴォーリスさんが建てた建物だと言うのです。
しかも直ぐ隣りの元局長宅という日本家屋もヴォーリスさんが設計建築をしたといい、洋館風だけでなく日本建築にも造詣があった彼だそうです。
更に進む先の昔ながらの薬屋さんの前でママが携帯カメラを向けるのは懐かしい大きなマスコットたちですが、配信先は大阪のメディックさんだったようです。

醒ヶ井宿を歩いていたら貼ってあった一枚です。
共に何と当たり前であり、また奥深い言葉たちでしょうか。
特に「自然は人間が居なくても生きていけるが 人間は自然がなければ生きていけない」とは、傲慢となった人々に対する自然からの警鐘としても耳を傾けるべきでありましょう。
徐々に浸透してきているエコロジーの考え方ですが、ようやく日本の中にも「衣食足りて礼節を知る」の時代が来るのであろうか、今が岐路の我らが地球号です。
清らかな水の流れが何時までも続くようにと思って向ける醒ヶ井涌水からの流れと浮かぶ
梅花藻たちです。




水清き 人のこころを 醒ヶ井や 底のさざれも 玉と見るまで・・・雨森芳洲

ウオークタイトル通りの「十王水」「西行水」から湧き出る清流に舞う梅花藻を眺め「天神水」と呼ばれている虹鱒の泳ぐ涌水池へと歩を伸ばし、収穫の始まっている田園の中を歩かせて頂いております。
その田んぼ道を補助具付きの三輪車に乗ったボクちゃんと出会いましたが「地元の親子の散歩かな」って思っていたら、立ち止まって小さな手を振るボクちゃんにコンバインに乗ったおじさんも手を振り返し、聞くとボクちゃんのパパだそうです。
農作業の格好なものだからてっきり近所のおじさんかと思ったら若い彼が一所懸命に稲の収穫の最中で、この地域は台風の来る前に収穫の出来る早場米の産地だそうです。


醒ヶ井養魚場へと歩を進める途中で一旦は林道を山手に進むように案内をされましたが「下丹生古墳」というところへと向うようで、そこを見学した後はまた同じ道を戻ってくるようで先に行かれた方々と交差するように500mほどでした。
ちょっとした登り道でしたが久々に平でない道にヒイヒイのママを振り向いて笑いながら前を向き直すと「パパ・ママ〜」って声で、多治見の泉さんご夫妻です。
木枯し紋次郎のようなスタイルでウオークを楽しまれていて知らず知らずに親しくなりましたが、いつの間にか奥さまも似たような三度笠をかぶってご一緒ウオークのお二人とバッタリです。


ご丁寧に長楊枝までも咥えている彼ですが、一番最初に出会ったのはカッパの堀さんの岩村ファミリーウオークで「どちらから来られたのですか?」ってオレが聞くと、腰を落として「生れは上州新田郡」って、マジメに「へえぇ〜・群馬県からですかぁ」って騙されてしまった一度出会うと忘れられない泉さんです。
進んだ先にテントが有り、管理をされている地元の方々がボランティアで石室内を案内してくれたり古墳の由来を説明してくれたり、はたまた冷たいお茶やキリタンポを焼いてのお出迎えでありました。


今はこんもりとした山になっていてハッキリと古墳墓だと判りますが、数年前までは形も崩れ大きな雑木が古墳の上に根を張っていて、山の傾斜地に盗掘に有った後の石室入口が開いたままだった事で古墳だとの認識はあったけど放置のままだったそうです。
それを地元の有志の方々がみんなの協力を得てここまで復元したそうですが、600年ころの地元豪族・
息長一族の墳墓だと丁寧な説明です。
また丹生(にゆう)という地名も珍しいと思いましたが「丹」という字は「赤色」という意味で、この地は水銀が含まれた粘土質の土から赤色の顔料が採れて地名の由来となっているそうです。
日本各地に「丹」の付く地名が有りますが、ほとんどは赤色顔料の産地だそうです。
ちなみにマメ知識だけど、鉱物から採れる色素を「顔料」といい、植物から採れる色素を「染料」って言うんだよ。


進んだ中丹生(なかにゆう)地区には「いぼとり地蔵様」が座り「いぼ取り水」という流れの中にイボをつけると治るという言い伝えのところでも、大鍋で作ったとん汁やオニギリを売っていてパパママも腰を下ろして一服です。
JR東海主催のウオークに時々参加をさせて頂きますが、どこに行っても地元の方々がバザーか集落のお祭りのようにニワカ販売所を作られて飲み物や食べ物を用意して待っていてくれ、手ぶらで出掛けても「ちょっと喉がとか、お腹が」って思うような場所でキチンと笑顔で「一服してってや」なのであります。
「オニギリは番場宿からの委託販売だからオマケ出来ないけどトン汁はサービスしちゃうよ」ってパパママも一服です。


木立の中をどんどんと奥へで醒ヶ井養魚場の奥にあるお寺まで行って戻ってくるコースなのです。
「飛行観音・松尾寺」と言い、祀られているのは「宇宙から紫色の雲に乗ってやって来た」という『空中飛行観世音菩薩さま』だそうで、戦国時代に織田信長がこの地を攻めて来た時にはご本尊さま自身が空を舞って避難されたと伝えられ、近年ではパイロットやスチュワーデスさんもお守りを頂きに来られるという松尾寺さんだそうです。

アチコチに寄り道をして地元の方の説明なども頂き、かなりカメさんスピードのウオークも12キロを3時間ほど掛けてゆったりでしたが、たまたま写真に撮ったカメさんの居る矢印表示板、このカメくんの名前は「あゆむ君」だそうで、これを見つけながら歩くキッズコースは子たちの楽しみで、ゴール後にご褒美が待っているそうです。
スタートの醒ヶ井駅にもどってフィニッシュですが、楽しい足慣らしウオークの半日でありました。 ではでは ネ〜




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