第17回目 有志がつなぐ知多四国巡拝ウオーク 第一日目

世話人 = ナビ野儀さん・吉田さん そして参加のミンナが一緒になって もちろんパパもママもだヨ〜ン♪

 
初日 巡拝路 9ヶ寺 = 名鉄本欄線・前後駅スタート 〜 1番・曹厳寺 〜  2番・極楽寺 〜  3番・普門寺 〜  4番・延命寺 〜 6番・常福寺               
                                       〜 7番・極楽寺 〜 8番・傳宗院 〜 9番・明徳寺 〜 10番・観音寺 
〜 JR武豊線・東浦駅ゴール

2/26(土)は、毎年続いていた知多四国巡拝ウオークが寸断する事に断腸の思いの方々が、ナビ野儀さんを中心に「有志で守ろう」との思いで集まって、今年も知多四国巡拝を継続することとなりました。
あえて事前案内をキチンとしなかった今回で、定刻の8時半まで「誰が来るやら」とワクワクでしたが、前後駅に集まったメンバーを前に先ずはナビ野儀さんからその思いをミンナにで、次回以降のスケジュールも発表されましたが、2日目は3/5(土)で本日ゴールとなる東浦駅に集合です。
パパママがこのウオークに参加したのは第10回目からで、これで8年連続となりますが、第1回目から参加のナビ野儀さんの他にもう一名17回全て参加の同志が居られる本日だけど、それが誰か分かるかナ〜?!





「継続の 思いを乗せて さあ歩こう 17年の 歴史感じて」



先ずは一番札所・曹源寺へとで、定番となる「新四国一番札所」の搭石の前ですが
久々に岩田の敏ちゃんもご参加だけど初参加となる奥さまのあっちゃんも我がママを挟んで両隣りにです。



「清涼の こころのままで くぐる門 見えぬ大師が 君の手を取る」

「お遍路って初めてなの」っていうあっちゃんにオレが「門前では靴を脱いで正座で手をついて一礼だよ」って教えたけど
周りのミンナの大笑いでウソだって即バレで
正統派の門前一礼をです。



例年は大人数過ぎて真っ直ぐに本堂へとでしたが、今日はみんなして手水舎(みずや)へとで、手や口を洗って身を清めます。


この遍路を繰り返す中で一緒に歩いた諸先輩から色々なことを教えてもらいましたが、灯篭に刻まれた「闇照」の文字・・・「闇を照らす」と読み、大師宝号の南無大師遍照金剛にもある「遍照」は「あまねく照らす」の意で、「闇照」「遍照」共に、偏らず誰のこころの奥までも光を与えようとする仏教の教えを凝縮した言葉だそうです。
我がママがオレによく注意するけれど「誰が見て無くても、自分の心が見てるでしょ!」って、その言葉を聞くとチクリとするオレの心を刺すのは、曹源寺の本堂の鬼清でしょうか。




「雨だれの 如くに詠めと 教えられ 心の一滴 込める心経」

一番札所で今年は少人数でゆったり出来るからって暎子ちゃんとお揃いの白衣を手に入れこれに御朱印を押して頂く事にしました。
さあぁ、
二番札所・極楽寺へ9時40分ですが、オレもシッカリと覚えた丁石たちを再確認で正統派の道を行く今回です。

境内に竹灯篭が立っており、お庫裏さんにお聞きすると「近所の奥さまを亡くされた方が作られたもの」だとのお話でしたが、逝った人を思って刻んだこれらなのか、たくさんの竹作品があちこちにです。
以前にママと二人だけで来た時にお抹茶の接待を受けた極楽寺さんですが、カラカラの梅干も名物で「裏の梅の木に生った実だから、塩代だけよ」って、毎年手作りの梅干を参拝者に接待です。
そして今年は一番札所で手に入れた白衣をビニール袋から出し入れしていたら、我がママと暎子ちゃんに手提げ袋を接待して頂き有難うございました。





「線香の 煙のように ゆらゆらと 時が流れて こころ穏やか」


ここ数年を振り返ると、開創200年記念という時期も重なりなんと慌しく雑な歩きをして来たことかを実感ですが
知多四国巡拝ウオークが
一旦愛歩から離れて、時間というものが止ったかのような感さえもです。

それぞれが線香を立て、ろうそくを灯してお参りをする・・・おやつを出してお茶を飲んで



「それじゃあ、ぼちぼち行こか〜」ってナビ野儀さんで、
三番札所・普門寺へと三丁です。

毎度バカ長ーいオレの駄文たちだけど、もしこれをご覧になって「ああぁ 今年の○番札所はこんな風なのね」って、中止の報に参加を諦めた方々にも見て頂きたい知多四国風景のアレコレです。
四番札所・延命寺には見事な紅梅が境内中央で例年通りに咲いていた2月終りです。

お堂に貼ってあった「まいろう知多四国」のポスターですが、木蓮の木と茶屋が並ぶ風景から44番・大宝寺さんだと直ぐに判るようになったオレだけど、誰が詠んだのか句が添えられて知多四国を語っています。

                           「西浦や 東浦あり 日間賀島 篠島かけて 四国なるらん」

先人が歩いた道を的確に極力間違えないようにと思いつつですが、延命寺山門の側の道標には間違いなく「四番従 六番 三十丁」とあり、寺を指差す西の方向に出ると「廿九丁目」の丁石です。
今回初めて歩いて新たに発見をしたものが数本有りますが、一度整理をして皆さまにも披露したいと思います。


そんな思いをナビ野儀さんが支えてくれますが、六番への途中で先導を吉田さんに代わってもらいワタクシと二人、正しい遍路道を探しに行ったけど鉄道も無く立派な道路も無かった二百余年前、開創の師たちはどのような道を通ったのか、今の地図から類推をして探す証拠となる丁石なのです。




みんなより遅れて着いた六番札所・常福寺ですが、オレ自身の化身の如きだと我がママがいう、コヤツとも一年振りの再会です。
アハハハ・ハですが、今年も雪が降る中を「武者震いじゃ」ってやせ我慢をしながら寒さに震えていたと思うと
頭を撫ぜてあげたいほどだけど、春になって嬉しいであろう我が天邪鬼君です。

「耐えること 一見大事に 思えるが 身を潰す ほどの事は無し」

昨年末にウオーク下見をした時に偶然に発見をした丁石から類推して、いつも通る道に替えて入った山門側から出ることにしましたが、その本堂階段の足元に「三十一町目」の丁石が有り、その先の玉ねぎ畑には「二十七町」が有ったけど、もしかしたらと指差してみる「こっちを通ると、その間の丁石も立っているかもナ」ってナビ野儀さんで「来年はコッチですネ」ってオレもなのデス。

                          
「かくれんぼ するかのような 丁石の ささやく声に 耳を澄まして」

一旦は「あいち県民の森」で昼食休憩をして再出発ですが、一宮から参加の田中さんも長いこと一緒に遍路をしているけど、愛歩会員に限定されて「新規に愛歩入会をしてもこれだけは一緒に歩きたかった」との三年前で、今年は17回1年を掛けて名鉄が運営する巡拝ウオークに参加を決めていたそうだけど「やってくれて良かった〜」って今回です。
昨年亡くなられた岐阜の森賢三さんも同様に「遍路の為に愛歩に入ったがや」って、今年はオレが彼の分まで心をこめて般若心経を唱えます。




「菜の花の 色の如きの 心して 参ろう歩こう 知多四国路を」

七番・極楽寺を経て八番札所・傳宗院へと続ける巡拝ですが、時が止ったかのような時間空間を真っ青な空と一緒に浮遊で、正に「色即是空」の世界に浸る初日の午後、樹齢500年の大樹も我々を見守ってくれています。

                           「足止めて 休んでいきなと 言うように 枝を伸ばして 流れる歳月」


ワタクシが歩いた8年間の中で、今回初めて見た九番札所・明徳寺手前の「二丁目」と刻まれた丁石です。
地図を見ては昔の正しい遍路道を類推ですが、今回は少人数ウオークということも有って、今まで歩いていたコースを外して一人探索のオレで、我が第六感とオレを呼ぶ丁石君の波長が合って叶う出会いの一瞬なのです。
皆さまにも刻まれた印字を披露ですが、増福寺さん入り口の左側の石と同化するように立つ丁石にお気付きでしょうか?
出会いに喜々として従来コースを歩いていたミンナと明徳寺山門で再合流ですが、早速にナビ野儀さんにその事を教えると「よし!来年はその道を歩こう!」って、もう18回目の事さえ飛び出す初回の本日で「ワーオ」って二重に喜ぶオレなのです。

                         「やっぱりな ここに居たんだ やっぱりだ 出会えて嬉しい オレの丁石」





灯明をあげ線香を立てて手を合わせ、弘法堂に向って般若心経を詠む。
一字一句の意味は知らぬが腹いっぱいに空気を溜め込み、水に潜ってじわじわと息を吐くように
雨だれが一定のリズムで水溜りに落ちるが如くに
石仏や大きなソテツも耳を澄まして聞くオレの般若心経が、最後には静かに弘法堂の中に吸い込まれていく・・・



もし誰も中止と決めた今回遍路のことを掘り返さなかったら、オレが手を挙げ旗を振ってやろうかとも思ったけど
本来守るべき人たちが自らの意思を以って始めた初日
知らなかった方々には残念だったでしょうが、こんな素晴らしい札所巡りとなっています。




本日ウオークの中でもっともややこしい九番から十番札所へですが
隠れる丁石を徹底的に探し出し、開創の師達が歩いた巡拝路を正しく歩いた今回で
十番札所・観音寺まで十五丁の間に13本の丁石を確認しました。



少人数だったことも有ってか本日打切りとなる観音寺さんまで九ヶ寺でしたが
午後3時、初日ウオーク参加者全員の集合写真を住職に撮って頂いてフィニッシュとなった本日です。



最後に次回予定を伝えるナビ野儀さんですが
でわでわ 
第17回目・有志による知多四国巡拝ウオークの初日レポートは これにてネ〜♪