第17回目 有志がつなぐ知多四国巡拝ウオーク 第五日目

世話人 = ナビ野儀さん・吉田さん そして参加のミンナが一緒になって もちろんパパもママもだヨ〜ン♪

 
 五日目巡拝 10ヶ所参拝 = 名鉄河和駅からバス移動 〜 番外・浄土禅寺 → 40番・影向寺 → 41番・西方寺 → 42番・天龍寺 → 43番・岩屋寺          
                     → 番外・奥之院 →  44番・大宝寺 → 45番・泉蔵院 → 46番・如意輪寺 → 47番・持宝院 〜 名鉄内海線・内海ゴール

宮崎駿作品に「風の谷のナウシカ」が有ります。
世界を焼き尽くした「火の7日間戦争」の後に文明世界が崩壊をして更に1000年、世界は有毒な菌類の森と腐海に覆われていた・・・というナレーションで始まる宮崎アニメですが、人間がコントロールしきれない原子力というものが暴走をして、その放射性物質によって大地も海も汚染されている今を予言していたかのような設定です。
毎週土曜日を迎えると、信じられぬ光景から一夜明けたあの日の事が蘇えるようですが、あれから5週間を経て雪が舞っていた被災地にも桜が開花となったようです。
本当の意味で早く春が来て欲しいと願うばかりですが、やるべき事、出来ることを考えつつ平常通りを過ごす非被災地の我々です。

4/16(土)は、知多四国巡拝ウオークへとですが、「今までと違うんだから、変わったことも良いでしょう」って、今年は美浜町と南知多町が運営する
「海っ子バス」に乗って、本日最初に参る番外札所・浄土禅寺さんへとです。
車中では同乗となった地元のお婆ちゃんから「わたしの分も参ってね」って「ゆで卵」を頂きましたが、バス停「小佐」を降りた前がすぐ山門で、従来の美舟荘裏山越えを端折った今回です。
「時には楽も良いでしょう」ってミンナで、足の疲れも呼吸の乱れもなく、祈るは先ほどのお婆ちゃんはもちろん、ここに来られないミンナの分も東日本の被災の方々の分もで、丹田に気を入れて唱える般若心経です。




境内の隅に立つ白木に書かれていた文字が気になり、写真を撮って文字を読んでいたら
住職が寄って来られ意味の説明をして頂いたけど、地域の方々が集まって廻し念誦をしながら祈るこれらだそうです。

  「南無阿弥陀如来 光明遍照 十万世界 念佛衆生 摂度不捨 為家畜耕 漁猟害命 之諸虫命 霊魂供養

専祈 天下泰平 風雨順調 五穀成就 当区内安全 心願満足之塔」


仏さまがみんなを見守っているんだから、みんなも仏さまを捨てないでよね。
人々は農耕や狩猟や漁など
様々の命と引き換えに生きているんだよ。
自然と共に生きて、得られる命の恵みによって生かされているんだから
当り前と思える日々は
全ての安寧が有って成り立っているんだから、それを願って祈ろうね。

フムフムと一字づつを眺めているとその意味が判ってくるけど、気が付いたらパパママと住職以外境内に誰も居ない?!
慌てて追い掛けるように勝手知ったる海沿いの巡拝路へとですが、しばらくするとママの携帯に電話が・・・ミンナは師崎まで行って折り返して来た先ほどのバスに乗って既に豊浜の「魚ひろば」で下車とか・・・なんじゃらほい


ローカルバスで一駅分、5分ほどの差でしかなかったとの事でしたが、着いた魚ひろばでミンナと合流だったけど、ワイワイと乗った定期バスに「ガヤガヤのパパが居ないじゃん」って気付き、運転手さんにちょっと待ってもらったけど「路線バスなので」って、出た浄土禅寺前だそうです。

オレには「何処に行ってたよ!」のミンナで、我がママには「置いてってごめんネ〜」だったけど、いったいこの差はナンなんだ!!





本日の有志たち全員です。

伊勢湾側を北上となる5日目以降ですが、海岸沿いの漁村の路地を進んで豊浜港の一つ北に位置する小さな西之浦港近くの40番札所・影向寺へと10時半です。
我が家が知多半島の富貴というところに住んでいた時代、海水浴シーズンが終わった頃に家族で魚釣りによく来た港ですが、釣り餌となるゴカイという虫が触れずで、コマセというエビの小さなのを筒にいれて擬餌針で釣る方法が専門でした。
ドボンと筒を海中に投げ込むと筒のコマセが水中で舞い、それに寄って来たアジが間違って擬餌針をパクリとして掛かって釣れる、一度に何匹も釣れるアジ釣り場なのでした。
ところでここ7年ずーっと境内に花蘇芳(はなずおう)が咲く「影向寺」を「いこうじ」と言っていたけど、正しくは「ようごうじ」と言うと知った今回で、今朝からのドタバタで撮っていなかった集合写真をミンナ並んでハイチーズです。
そして、昨年同様に手を突っ込んでギャーオの我がママですが、アハハハ・ハって、1年を経て鯛の赤が色褪せちゃったネ〜
去年のハリコと比べてネ〜・・・でもママが着ている服は一年前と全く一緒だヨ!


止めなくて良かった!って今回第17回目ですが、ナビ野儀さんや吉田さん、ハイブリッジさんも加わって白い歯を見せ、なんと良い笑顔でしょうか!
海を眺めて歩きながら誰もが心の中で改めて思った3.11の事だと思いますが、海から恩恵を受けて生きてきた海辺の人々、それらを守るように海に向って建つ
41番札所・西方寺へと11時半です。
弘法堂に置かれた木魚を叩くママに合わせて、海の香の空気をいっぱい腹の中に吸い込み、腹の中の全ての空気が無くなるまで、続く限りの経文を追って唱える般若心経です。


西方寺さんの住職の好意で靴を脱いで足を伸ばし本堂で頂いた昼食ですが、午後は知多半島山間部へとで四日目に歩いた永寿寺さんが直ぐ近くの42番札所・天竜寺へとです。

知らずに参拝していると境内脇の細まったところに居て気付かずに帰ってしまうかもですが、何回目かの参拝で出会ったコヤツ。
誰が作ったのか「愚痴聞き地蔵尊」、何ともいえぬふっくらとした顔と静かに伏せる目の表情が穏やかで、バカでかく厚い耳がどんな話も受け止めてくれそうで、「どうしたね。さあぁ、なんでも聞いてあげるから言ってごらん。」って言ってくれているようです。

「ありがとう。今のオレには何も言うことは無いから、他の人の話を聞いてあげてよ」って、多くの言いたい事が山ほどある今の世の中でしょうが、人生観というものを変える必要のある現代社会でしょうか。

「心」と「吾」が合さった文字「悟る」という言葉が有りますが、単に知識として物事を理解しえること事だけでないのであろうことは分かるけど。
科学というものが宇宙を解読しようとしているけど、我々は宇宙と言うものに浮かぶ地球号の片隅に生きるちっぽけな存在、でも誰の心の中も奥深く、まるで行き着く先の見えない宇宙のよう。
心の深遠というけれど、もしかしたらその事を知ることが「悟」ってことかも知れない。
前を向いて足を動かし、口を動かして友と語り合う、その先に光輝き見えてくるものがある・・・それは何なのでしょうか。。。


仏語に「色即是空」とありますが、「好きだ。嫌いだ。の色事も、時を過ぎれば空しいものだ」ってオレは勝手に解釈してたけど、参った43番札所・岩屋寺の堂内の壁にいっぱいの仏語の説明書きが貼られています。
ママの木魚に従い唱えながら目を横にですが、「色」は全ての形ある物を表現し「即ち是は空」・・・崩れ消える運命の形あるものなど所詮は無いと同じなんだからこだわり過ぎるな!って、大事なものは他に有るんだよって言ってます。
この言葉が現実として身に沁みる今ですが、千年以上の昔にそれを悟った人が居たとは、当時はどんな時代だったんだろうか。





涼風と木漏れ陽の中を進んでいく
朱色の搭が建つ、更に奥の階段を上がると岩場の割れ目に弘法様を祀っている
番外札所・奥之院ですが



我々の唱える声がお堂と岩穴の間で反響をして、自分達以外の人たちが唱える心経を聞いているかのようです。




新緑の紅葉の薄い葉越しに射す柔らかな陽は「慈愛の光」のように思え
正にお大師さまの遍照のように感じられ、清涼の気持ちです。

奥之院を出ると、みんなが参道横の農家の家先に群がっていましたが、もちろん我が家も購入です。
新玉葱や里芋など、そして1個50円だという小さなキャベツを二つ買おうとしたら、おじさんおばさん二人して「奥から新しいのを」って、更に一回りも玉の大きいのを袋に入れてくれて嬉しいやら重いやら・・・有難うございましたデス。。。





「見えますよ 互いがつなぐ 心の手 春のうららの 知多の四国路」



「また来たね 今年も来たね 届いたよ 澄ませた耳に 覚えのその声」


岩屋寺を出て山中を北上の遍路道ですが、本日コースの嬉しいことの一つがその途中のフキ採りで、みんな夢中だったけどフキの葉に覆われていた丁石くんも顔を出しました。
そして一山越えて下ったところの下に本堂の大屋根が見えてきたけど、
44番札所・大宝寺へと午後2時半です。

知多四国巡拝を誘うポスターの画材(2011年版ウオーク日記の2/26第一日目にハリコです)にもなっていて「もくれん寺」としても知られている大宝寺ですが、例年に比べて遅れて巡拝の今年だけどまだ花が残る境内なのでした。




さあぁ段々と内海の町が近付いてきますが、ミンナ元気に背筋を伸ばして胸を張って歩きましょうネ〜♪

45番札所・泉蔵院、続いて巡る46番札所・如意輪寺へとですが、今までは泉蔵院を南に出て信号も無くカーブになって危険な国道247号線を横断だったけど、今年は来た道を戻るコースにしました。
でもコレが正しい巡拝路で、それを示す丁石が二本我々の行き来を見守ってくれています。


本日は最初の山越えを一つ端折ったにも関わらずほぼ四時、ミンナして「疲れたわ〜」って言いながら、5日目打ち切りとなる47番札所・持宝院へと到着です。
番外を含め10回目となる般若心経を、みんなして互いの誰かを思って唱えてフィニッシュでしたが、散会の挨拶でナビ野儀さんから次回予定について説明が有ったけど、来週は島巡りの観光に加えて全員で豪華昼食会も実行です。
そのお陰で師崎から内海へとはもちろん、48番の良参寺さんまでもお店のバスで送ってくれるとの事で、歩行距離もうんと楽になりますので、その分昼食休憩の時間もたっぷりとの事デス。





一部の方は脇参道へ回って帰路でしたが、87段の階段を降りたミンナをパチリとして

でわでわネ〜