第17回目 有志がつなぐ知多四国巡拝ウオーク 第八日目

世話人 = ナビ野儀さん・吉田さん そして参加のミンナが一緒になって もちろんパパもママもだヨ〜ン♪

 
第八日目 17ヵ所参拝 = 名鉄空港線・新舞子駅スタート 〜 70番・地蔵寺 → 69番・慈光寺 → 68番・宝蔵寺 → 67番・三光院 → 66番・中之坊寺
                     → 71番・大智院 → 72番・慈雲寺 → 77番・浄連寺 → 73番・正法院 → 75番・誕生堂 → 74番・蜜厳寺 → 76番・如意寺
                             → 78番・福生寺 → 79番・妙楽寺 → 番外・開山所 → 80番・楠光院 → 81番・龍蔵寺 〜 名鉄・東浦駅ゴール

6/4(土)は終盤を迎えた知多四国巡拝の8日目で、有志が集う気ままな今回は名鉄空港線・新舞子駅を下車して先導のナビ野儀さんは先ずはドコへと案内なのか?
きっと変則の道であろうと思いながらも我が地図に今回コースを記録のオレだけど、アッチにもコッチにも初めて見る丁石が・・・ナンジャイな?この道たちは!?

最初に参ったのは70番札所・地蔵寺へとで、広い境内のど真ん中に建つ弘法堂の大きさにはビックリするほどで、きっと知多四国札所中で一番だと思いますが、我がママが叩く木魚に合わせて負けぬ大きな声で本日第一発目の般若心経を弘法さまにであります。
ご朱印を押して頂いたお庫裏さんに弘法堂の大きい事をお聞きしたら「家は真言宗ですので」って説明でしたが、理解出来ず更にお聞きして知ったこと、真言宗が空海(弘法大師)によって開かれた宗派だという事も知らずに8年目を過ごしているワタクシでゴザリマス。エッヘン!
日々是勉強ですナ〜

さあぁ 例年ならば70番の次は71番へとだけど、ありゃりゃ先導のナビ野儀さんは逆に行っちゃったヨ。





札所を若い番号に向って歩く遍路を「逆打ち」と言うそうですが、6月の声を聞いて日中は暑くなるという本日
足元を見れば紫陽花の花が咲き



見上げる目線の先には赤く咲いたブラシの花です。



3月11日からずーっと思う東日本のことですが、あちらはどんな気候の今日だろうか?どんな花が咲いているのだろうか?


続いて参った69番札所・慈光寺ですが、正に慈しみの光が被災の地に届くようにとの思いを込めて、揃えて唱える心経は誰の耳へと届くのだろうか。
願掛けの石だと言う弘法堂の前のその石の穴を覗いたら、心経を終えてなお、弘法堂の中に語りかけるナビ野儀さんが見えた。


変則巡拝の本日ですが、見知ったコースを逆方向へとで、名鉄空港線を渡って68番札所・宝蔵寺へとです。

逆打ちの今回で丁石の指差す方向と反対に進み、踊り念仏というもので宗派を広げたと鶴田パパから教えて頂いた時宗のお寺、67番札所・三光院へとですが、弘法堂前に掲示物が置いてあり、「寺の老朽が進み100mほど横の小倉山・蓮台寺に札所を移転させますが、札所の名前は従来通り「67番三光院」と変更はありません」とのものでした。
もしかしたらココでのお参りはこれで最後なのかもと思いましたが、満身の心を込めて一段と大きな声で唱えた心経で、境内の写真などもいっぱい撮って残した我が記録です。





老朽が進んだと言うけれどもっとボロ寺は幾らでも有り
何か別にも事情が有って移転なのかもですが
ママが叩く木魚に合わせてお参りを済ませて納経所の中を覗くと誰の作なのかこんなものが・・・(下の額です)



夢を持つんだね 夢で終わってもいいじゃないですか それだけ人生は豊かになる

正直ものがばかをみることもあるさ それでまた人生に 味がでてくる
  
努力だけで道が開けるとは限らないが 努力なしでは道は開けないよ

人間はみかけも大事だよ あごをひいて背すじをのばし それにいい笑顔だね

人間は泣きながら生れてきたんだ ながい人生だもの 泣くこともあるさ

その度に 生まれ変わるんだ きっと

誰の言葉なのか、坊主が二人茶飲み話のように語り合ってる絵も添えられて
今人生に苦しんでいるいっぱいの人々に読んで欲しいコレで、移転後も納経所に置いておいて欲しいと思ったオレなのです。

        

「丁石と 弘法さまが 我が人生 真っ直ぐ歩けと 教えて下さる」

ベゴニアの花に隠れていた丁石に「君を忘れていないよ」ってカメラを向けるオレですが、互いに通じるテレパシーのようなものさえ感じながらの大師道を今度は66番札所・中之坊寺へとで、昨年までは常滑駅から6キロほどを歩いて来たものを今回は70番から66番へと逆打ちで既に5ヶ寺です。

中之坊寺の境内の真ん中に立つ木を富岡さんが教えてくれて、これ又8年目にして初めて知ったけど「ハガキの木」といい、葉っぱに字が書け切手を貼れば郵便で送れるというのです。
昔は恋しい人にそっと知らせたいことが有るときにこの葉を使って伝え、読んだ後はクシャクシャにしてそこらにポイって、不倫の伝達手段だったことも有るそうな。。。


今回初めて歩く66番から71番へとの道で、もちろん丁石など有りませんが何本かの川を越えて集落に入り、先導するナビ野儀さんとオレが「なんかコッチの方に遍路寺の臭いがする」って言いながら路地の枝道を進むと、バッチリと71番札所・大智院の山門前へとです。

今年は木魚係りとなっている我がママで、みんなも弘法堂に木魚が有ると「ママ〜あるわよ〜」って教えてくれて、「叩くの早いかしら?遅いかしら?」って聞くママに、「こっちが合わすで大丈夫だわ」ってみんなとポクポクが一緒になって弘法堂前なのです。
さあぁトントン・トンと続くお参りですが、ありゃりゃ今度は桑の実採りにはまっちゃってるミンナです。





変則に変則を重ねる今年の巡拝で、今までは旭公園で昼食だったものを一気に向う6キロ以上先の72番札所・慈雲寺へとで



今までと違う「下の道を行こうかね」ってナビ野儀さんに従って付いて行くと、有るわ!有るわ!丁石の連続に
自分の地図に場所を記録してたらミンナに置いて行かれそうなほどです。



悔しいほどオレの知らない大師道を熟知のナビ野儀さんですが、考えたら当り前で、知多四国17年間の大先輩なのでアリマす。
知多半島の道と言う道は全部知っているんじゃって思えちゃうスゴイ人ですネ〜


「次の寺まで頑張ろう」って言うナビ野儀さんが先導をして、丁石の立つ初めて歩く大師道を進んで、慈雲寺さんに到着は既に12時半を過ぎていました。
お腹を空かせてヘロヘロながらも、我がママの木魚に合わせて「やっとご飯が食べれるわい」って、感謝の気持ちで唱える心経です。




境内をお借りして昼食でしたが
「お腹が空いたらご飯が食べられる」・・・当たり前と思っている事ながら
巨大震災を目にして当たり前で無い世界が有ることを再認識させられた我々
いま生きていること
今やっていることの全てに感謝の気持ちです。


例年の如くに「竹新あられ」さんにも寄りましたが、食事を済ませたばかりでお腹が苦しく、食べ放題の試食品には手が伸びずお土産のお買い物をして、さあぁ今度は2キロを頑張って佐布里地区(さぶり)に建つ三つ目となるお遍路団地へとです。
五つの札所が並びどのお寺の山号も「雨寶山」と一緒ですが、知多半島中央部高台に位置して水がどれほど貴重なものであったろうか、雨水が宝の如くだと教えている、先ずは最初に
77番札所・浄連寺へとです。
大井地区に五ヶ寺の寶玉山グループ、野間に四ヶ寺の鶴林山グループ、そしてここ雨寶山グループ、どのような経緯で狭い地域に重なるように建ち、成り立った寺々なのでしょうか?
今は無住寺も幾つかのここです。





浄連寺さんの弘法堂前に立つと、管理をされている地元の方がお堂の扉を中から開けて頂けましたが
小さな配慮のなんと温かいことか



次は北隣に位置する
73番札所・正法院へとです。



手水舎で身を清め、ロウソクに火を付けて灯し線香を立てて
本堂にお参りをして、弘法堂に移動して唱える般若心経、そしてご朱印を頂きお礼を言って向う次へと。


佐布里に位置する雨寶山団地で次に行ったのは75番札所・誕生堂へとですが、正法院境内から階段を登ったところに位置するお堂で、以前から疑問だったんだけど誰が祀られていてなぜ誕生堂なのか?
正法院の納経所でお聞きしたならば「弘法さまと呼ばれる空海が生れた香川県善通寺市にある本四国札所が75番で、それに因んで知多四国にも75番を誕生堂として設けているのだよ」って説明で、聞いたオレはミンナにもその事を披露だったけど、木村の親分から聞いて既に知っていた暎子ちゃんなのでした。
そして次は前後するけど
74番札所・密蔵寺へとです。

可愛い田んぼを囲むように建つ4ヵ寺と誕生堂ですが、開創200年の時に一部の田んぼを潰して駐車場にした為に地区全体の風景が損なわれたけど77→73→75→74番と巡り密蔵寺を出て、雨寶山の最後が76番札所・如意寺さんへとです。
これで朝から誕生堂を含めて12ヶ所でお参りで、大声で唱える心経の声も段々とシャガレて、まるで本当のお坊さんになったようにガラガラ・ナムナムのワタクシです。




「さあぁ、ミンナ一服しよまいか」って、如意寺山門をバックに腰を下ろして全員をパチリのオレですが
まだこの後5ヶ所も残っているという本日巡拝ウオークで、歩いて参って1日に17ヶ所とは新記録かも・・・先はまだまだだヨ〜ン♪


ナビ野儀さんの先導で、知多市つつじが丘の西部に新しく出来た団地内の整備された真っ直ぐな遊歩道を進んで、次は今までならば本日の打ち切りとしていた真っ黒けな大黒様が境内に座る78番札所・福生寺へとです。
例年ならば「コレで終わりじゃ、やれやれ」って福生寺なものだから、何となく体が終りモードのミンナだったけど、気力を奮い立たせてイザ
79番札所・妙楽寺へとです。
ここは山門前の石柱に刻まれているように知多新四国開創の師・亮山阿闍梨和尚が居られたお寺で、境内には亮山和尚が眠る
開山所もあり弘法堂と二つのお堂にお参りです。
午後3時を回って陽も傾き、日中の暑いほどの陽射しもやや楽になり涼しい風となっている中、本日15回目の般若心経でアリマす。


巡拝8日目の佳境ですが、今までは常滑駅集合だったものを新舞子駅に変えて「今日は距離も短くずいぶん楽だろう」って思っていたら、なにがなにがで例年はゴール駅となる古見駅を横目に丁石に従ってです。(電信柱に寄り添うほとんど埋もれた丁石が判りますでしょうか?)




着いた
80番札所・栖光院(せいこういん)ですが、この大木が迎えてくれて一気にくたびれモードを払拭してのミンナでアリマした。

おい!樹齢千年に喃々とする大木よ、君はここでどれほどの天変地異を見て来たんだい
大地が波打ち、壁となって襲い来る普段は平穏な海
諸行無常は世の常と、頭では理解出来ても苦悶苦闘の三ヶ月余
教えてくれと問うたけど
大木が言うには「ただ目の前の現実世界を直視せよ」と・・・




お参りを済ませてご朱印も頂き、お庫裏さんに撮って頂いた大木君と

いよいよ最後となる81番札所・龍蔵寺へとだけど、空海の誕生堂や亮山和尚の開山所を含め15ケ寺・17ヶ所を参って、いよいよ最終コーナーの名鉄空港線脇を抜けてゴールストレートそしてフィニッシュでアリマする。
流石のワタクシも今日は楽だと思っていたもんだから、ヘトヘトの龍蔵寺前でしたが、おいおいナビ野儀さんよ!幾らなんでも番外を含めて総数99ヶ所・10日間なのに、一日で17ヶ所は多過ぎだろうが!
でもいっぱいの般若心経を唱えられた本日です。





本日最後の弘法堂前ですが、お堂の前に三つの木魚が置かれていて「ならば一緒に叩きましょう」って
我がママと暎子ちゃんに挟まれて横幕さんの三人がポクポクです。



午後4時半を廻って「そろそろ今日も終りじゃな」って横にでもなろうとしていた弘法さまも
突然のように鳴り響く不揃いの大きな音にビックで
叩く揃わぬ三つのポクポクに思わずニンマリだったと思いますが、唱える我々も下手な木魚が可笑しくて噴き出しそうになるのを堪えての
般若心経でアリマした。



龍蔵寺さんには山号の巨淵山をこえんざんと読むのだと教えてくれた丸髷の美しいお庫裏さんが居られるのですが
本日は不在のようでお婆ちゃんからご朱印を頂き
初めて使う駅ですが
寺本駅にて本日一巻のお終いとなりました。

でわでわ ネ〜



 九日目につづく