一宮歩こう会「ふるさとなにこれ探検隊・北方の不思議ウオーク」に参加の一歩たち 2012年8月12日(日曜) 天気 晴れ 距離10キロ 
コース = 一宮市・北方公民館スタート 〜 木曽川堤防 〜 綿佐製菓 〜 北方代官所 〜 北方公民館ゴール

広島・長崎・御巣鷹山・盆の迎え火・終戦と続く鎮魂の8月、胸を焦がすかのように焼ける夏、痛む心を洗い流すように体中から吹き出る汗、いっぱいの逝った方々の顔を一人ひとり思い返すように歩いた8/12(日)は、一宮歩こう会へとです。

この週末は連日雷雨が襲来するとの予報でしたが、予報通りの土曜に対してピカピカ天気の日曜の朝、足や体の「歩きたい」って催促に調べたところ、具合良く有った表記ウオークで、マイカーで向かった現地へとです。
2週間前に一宮七夕ウオークでお世話になったスタッフが笑顔で迎えてくれましたが、今日はどんなウオークでしょうか?


以前から取り組んでいる地元「一宮再発見ウオーク」かと思ったら、似て非なるタイトル看板「なにこれ探検隊」と銘打った今回からだそうで、前回までの20回を一区切りとして新たに始める20回の計画、一宮検定の学習を兼ねるのは同様ながら、参加回数によるご褒美や、毎回のゴール後は地元商店街とタイアップをしたお楽しみグルメクーポン付きだというのです。

一宮市北方町は地名の通り木曽川を挟んで岐阜県と接する北部地域で、岐阜県側の中山道と愛知県を通る東海道を結ぶ脇往還・笠松道の渡船場として代官所も設けられていたそうで、関ヶ原の戦いでも石田三成軍らの要所となったり、それまでは船橋だったものが明治天皇行幸の際には木製の橋が掛けられ木曽川橋と名付けられた場所だそうです。
そんな説明を昔の紙芝居のオジサンのような方が、自転車に資料を並べて説明もです。


岐阜笠松から川を超えた北方町側は一宮を通って名古屋へ向かう道と、伊勢方面へ続く追分の道標も有りましたが、土手を降りて現在は公園のようにきれいに整備された場所に、最初に橋を掛けた時の橋脚の一部だったというそのレンガの現物がモニュメントのように置かれており、正にこれが「なにこれ探検」でしょうか。
一宮検定に挑む一般参加の方々はいったいどれほどの知識が必要なのか、目を輝かせて早速にメモなども録っておられましたとさ。





緑がいっぱいの中を大きな木が緑陰を作ってくれ



その中を川を渡る風が涼風となって火照った体を吹き抜ける



見上げる空はもくもくの入道雲となり真夏実感のウオークでしたが
いつ頃に作られたものなのか、時代を感じさせる鉄橋の下もくぐって進む歩は快適そのものです。




小川の完ちゃんの先導で進む木曽川沿い



きな粉の匂いに咽るような町工場の中を見学させてもらったけど



ゲンコツ飴を作る機械たちが「なにこれ」で、小さいながらもここで生産したものが日本中にだそうです。


木曽川を挟む美濃と尾張の両国を合わせた171ヶ村を支配していたという「北方代官所」だそうですが、「木曽川徒渡の者、切り捨てにす事」という番所札を掲げて通行番所としての機能や、木曽檜の川筏の物流も管理するなど、たかが一宮の北の外れと思っていたら想像を絶する絶大な権限を持った江戸期のここ北方だとの事です。
そんな説明を聞きながら熱いコーヒーを長谷川さんがご馳走してくれたけど、暑い中での熱いコーヒーが何とも美味しい、みんなして暫し一服です。


東海道本線・名鉄本線・国道22号線と、岐阜と名古屋をつなぐ交通の要所が走る一宮ですが、町を分断するように通るそれらの下を地域の人々が住み良いようにと作られたレンガ塀のトンネルなども、長い歴史の生き証人だそうです。




各地で様々の説明をしてくれるボランティアが見せてくれた古地図と現在図
知多四国の大師道もそうですが、農地改革や地域振興開発の名の元に消えた古道たちてす。


いっぱいの汗を流して夏バテ防止にしようと出掛けた一宮歩こう会ですが、「ふるさと検定・一宮市」で学士や博士になろうと足で調べる一般参加者、明らかにウオーカーの後姿と異なる皆さまが各地で目を皿にして説明のアレコレを必死に記録もです。
木曽川の流れを使って精米をしていた時代もあるといい、お寺の角に置いてあった石臼が当時これらの水車船の中で使われていたとの説明です。


朝9時過ぎにスタートして約2時間、途中でゴールに戻る5キロコースと公称10キロといいながらも「若干は短いかもな」って完ちゃんが言う北方の不思議探訪も11時過ぎ、2時間ほどでスタート会場だった当時の代官所を模したという北方公民館へと戻ってきました。
その後は大勢が押し掛けたクーポン利用店へとですが、わざわざ閉店日なのに我々のために一宮モーニングを用意してくれた喫茶店、もちろん飲み物も付きますがなんと300円、回数券を利用すると11枚綴りが2800円だそうで一食250円程度で頂けるとは、店の経営が心配になるほどだったけど、火照った体を冷たい水で冷やし小腹を満たして午前中に帰路となった本日です。

この時期でも普段同様に、長い昼食休憩を挟んで午後の炎暑を歩くところも多いけど、体にとってはこちらが良いかも
お世話になった皆さま 有難うございました。 でわでわ ネ〜