10回目となる知多四国徒歩巡拝 初めての秋遍路(逆打ちにて)


「秋彼岸 過ぎて高みの 空見上げ  二人向かうは 知多四国路に」

「佛心も 無き我なれど 逆打ちの 先に見ゆるは 誰の姿ぞ」

四国遍路の祖を追った衛門三郎の故事に習って、閏年に逆打ちをすると特段のご利益があるという今年
徳を望んだ訳ではないけど、逆目線で歩く知多四国に新たな丁石との出会いを求めて秋遍路をママと開始。
(2012年10月6日)



「暗照の 中に佇む 人は誰 お堂の中に 浮かぶ顔たち」


10回目となる知多四国徒歩巡拝、初めての秋遍路・逆打ち第1日目の一歩たち 2012年10月6日(土曜) 天気 晴れ
1番・曹厳寺にて御朱印用白衣を準備 → 88番・円通寺 → 87番・長寿寺 → 5番・地蔵寺 にて打ち止め

10月の声を聞きうずうずの足が求める秋遍路へと出掛けた10月6日、三連休初日の土曜日、本四国で聞く「閏年の逆打ち」は通常巡拝の6倍のご利益が有るという迷信を信じた訳では有りませんが、今年の春巡拝を含めて丸9年間で初経験となる秋遍路、逆打ちの徒となったパパママです。
衛門三郎に由来するという「逆打ち」のその話はウオーキング日記2012年3月25日を参照願います。

はて「逆打ち」って1番から出て88番へ向かうのか?88番からスタートするのか?
電話でお聞きしたところ88番札所からが正しいとのことで、先ずは
一番札所・曹源寺に行き買い求めた御朱印用の白衣ですが、全てを廻って来てからここの御朱印を頂く事をお約束して88番へと移動です。




豊穣の稲穂が垂れる田んぼの土手沿いに彼岸花が咲き乱れる初秋
懐かしさというより
勝手知ったるって感じの道々に足が弾みます。



交通機関と札所の位置関係から知多四国霊場会さえもが87番が最終札所となることを薦める中
この春遍路で正統の札所順となる
88番札所を最終としたことがお庫裡さんの胸を打ち
普段は聞くことが出来ぬであろうお寺の苦悩というものをお聞きして
十年来の旧知の如く心が通じた6月17日でしたが、あれから約4ヶ月足を踏み入れた
円通寺境内へとです。



「いつか やりたかったことを いまやろう  合掌」

住職が書かれたものでしょうか?
まるで逆打ちの秋遍路を志す我々の気持ちや思いを言葉にして頂いたようです。


円通寺に足を踏み入れた多くの方々が、真新しさは無くなったものの白木の庫裡と朽ちかけの本堂や弘法堂、その奇異な対比に「はは〜ん、坊主もやっぱり日々の生活の場が一番大事かや」って、結願寺である88番札所の不思議な全景を見て、寺の品格というものの欠落を肌で感じるのではなかろうか。
たまたま手順として庫裡から着工となり順調に本堂・弘法堂と大改装が進むはずだったものが、一転して幼子を抱えて真冬の手水舎を炊事場や風呂替わりとして過さざるを得なかった煩悶懊悩の日々、人を責め自身を責めて揺らいだ佛心だったと今は笑顔で語ってくれるお庫裡さん。




「時を経て 苦難の道も 定めとし 戻る笑顔と 心の寛容」

88番札所・円通寺
で初となる御朱印を白衣に頂き
今回もお庫裡さんから接待でしたが、納経帳が上手にすっぽりと収まる袱紗を頂いて逆打ち秋遍路のスタートとなりました。


一旦は来た道を戻って87番札所・長寿寺へとですが、今までは梅雨真っ盛りの時期に巡拝だったので扉が閉じられていることの多い弘法堂だったけど、扉の開いた弘法堂へとです。
1年間のブランクに忘れてしまうことの多い般若心経も、今回はまだ半年と時期を経ず二人して弘法堂内にて朗々と、そして御朱印を頂いて逆打ち二番目記念を87番の若お庫裡とです。





さて大高の87番から初めてのコースとなる東海市の86番へ向かおうか、大府市長草町の5番へ行こうかとちょっと悩んじゃったけど
再度88番札所の横を通って向かう五番札所へとで、同じ道を行ったり来たりとなった初日です。
でもこれが88番札所とパパママのご縁なのかも・・・



最初に1番札所に白衣を求めに行ったので3カ寺のみの巡拝となった本日でしたが



五番札所・地蔵寺のフィニッシュもお庫裡さんとご一緒にって言ったら「わたしはお婆ちゃんだしこんな格好だから」って
パパママを撮って頂いた本堂前です。

さあぁ、逆打ち秋遍路「いつか やりたかったことを いまやろう」の知多四国巡拝路はどんな秋景色だろうか。
でわでわ 続きをネ〜♪