10回目となる知多四国徒歩巡拝 初めての秋遍路(逆打ちにて)


「秋彼岸 過ぎて高みの 空見上げ  二人向かうは 知多四国路に」

「佛心も 無き我なれど 逆打ちの 先に見ゆるは 誰の姿ぞ」

四国遍路の祖を追った衛門三郎の故事に習って、閏年に逆打ちをすると特段のご利益があるという今年
徳を望んだ訳ではないけど、逆目線で歩く知多四国に新たな丁石との出会いを求めて秋遍路をママと開始。
(2012年10月6日)




「我が心 優しく包む 母のよう 天空に向け 枝葉広げる」

10回目となる知多四国徒歩巡拝、初めての秋遍路・逆打ち第2日目の一歩たち 2012年10月7日(日曜) 天気 晴れ
86番・観音寺 → 85番・清水寺 → 84番・玄猷寺 → 83番・弥勒寺 → 82番・観福寺 → 81番・龍蔵寺にて打ち止め

朝夕の凉し過ぎる空気が日中の日差しを真夏と誤解させるほど厳しく感じる10/7(日曜)、三連休中日の前日スタートに続いて知多四国徒歩巡拝二日目、最初に参った86番札所・観音寺へとですが、大楠の木陰に入ると製鉄所群の向う伊勢湾から吹き渡る風はやっぱり秋です。

若い番号順に巡る正統の順打ちに対し、逆に88番札所から数字を減らすように反時計回りの方向で巡る「逆打ち」、数倍の功徳という迷信のことは別として、道標などのほとんどが「順打ち」を基準に立てられていることにより初心者にとっては難易度が高いとの意味合いを以てのご利益だそうです。
でも天邪鬼のオレが思うに、「順打ち風景のの中で見つからぬ丁石がきっとまだいっぱい隠れているのでは?」って、期待いっぱいの大師道で、既に確認済みの隠れ丁石たちにも「イヒヒヒ・ヒ、お前らが隠れて居るのは分かっているからネ」って、ママに垣根の中を開いてもらいます。
五丁・九丁とこれらは別の場所のものですが、似た風景ながらがママの足元を見ると異なりご理解頂けますでしょうか。




「紅白に 色は違えど 寄り添って 心を添えて 互いを語らう」

順打ちの丁石たちは目的地への残りの距離を確実に教えてくれますが、逆打ちのその距離表示は情報としての意味は成さぬけど、道程の正統を教えてくれて85番札所・清水寺へとです。




製鉄の町・東海市内の大師道に並ぶ公園のモニュメント
鋼鉄の帯をループにして輪廻転生の世界を表現していますでしょうか。


真新しく建て替えられ白木が眩しい84番札所・玄猷寺へとですが、本堂内に落慶を祝って飾られた鶴田パパ寄贈の飾り盆、横にはその新築の全景を絵にしたものが飾られていたけど、88番札所のお庫裡さんも時代の流れに翻弄されなければこのような寺院を構えて座られていた納経所だったでしょうか。
向かう84番への途中で寄ったラーメン屋さん、この春遍路でも寄ったことを覚えていてくれてサービス満点の昼食休憩となりました。


ラーメン屋さんで昼食休憩をして参る83番札所・弥勒寺へとで、お参りを済ませて向かう82番への巡拝路、変容の東海市の中で今以て再開発が目まぐるしく進み絶えず道が変化しているこの地区へとです。




82番と83番札所の間に広がる地区、数年毎に地図を新しいものにプリントし直して
新しく出来る道路や区画整理に対応してアチコチの古い道を歩いたけど見つからぬ丁石たち
今年も「ここか?」と思って進む道だけど「この道は撤去し道がなくなります。ご理解・ご協力下さい」って、立て看板が有り通行止め。



やむ無く進む左手へとですが
現れた方が「おおぅ懐かしいナ〜」って、ここが旧来の遍路道で
彼が小さかった頃はわざと「どこに行くの〜?って巡拝の方々に聞き、83番札所への道を教えてお菓子を貰ったものだわ」って
往時を思い返してその当時の大師道を教えてくれました。



でも流石にこの田んぼの畦のようなところが大師道だったとは・・・




教えて頂くには大里村木田村の一字づつを使って出来た現在の太田川市だそうで
細いあぜ道を断ち切るように通るバイパス道路を中央分離帯を跨いで超えて進む先



「左大さと道」との表示も有る丁石が立ち
つの字のようにUターンをして戻ったバイバス道、何度も通ったことの有るその角に更なる丁石が!



先ほど道路を横断したのは、ママの後ろわずか10mほどのところでしたが
調べた様々の本などにも無かったけど、本当に正しい大師道で有ることを地域の方に教えて頂き、足と目で確認のこれらです。


知多四国巡拝路に関する書物も発刊されていますが、我々が実踏をして確認した丁石の位置とその記載が異なる場所も数ヶ所、この82・83番間もその一つなのか?って思うけど道はいっぱい有るし、少々違っても目的地に到着出来ちゃうしネ〜♪
でも開山の三師の背中に一歩近付けたと思えるこの満足感は何なんだろうか・・・




82番札所・観福寺で先着の皆さまの参拝を待っている穏やかなこの一時、世俗も時間の流れさえも消えてしまう空気がいっぱいデス。

道々を歩いていると楽しいこと面白いこともいっぱいで、「無断駐車の方は注射します」って笑っちゃうような看板、進むその先には注射を持つ先生の病院でしたがどんな注射を打ってくれるのか誰か試してみませんか?




逆打ち遍路の目線の中で、この「十七丁大師道」とも初出会い
逆から歩いていてブロック塀の死角となっていたのか
なぜ今まで気付か無かったのか不思議なほどだけど、これもご縁というものか?失礼をば致しましたデス。。。

本日は朝の出発時間がが遅かったものだから86番から81番札所・龍蔵寺へと6カ寺の巡拝でしたが、名鉄空港線・寺本駅が近いことを理由にここでフィニッシュとしました。
御朱印は丸髷のお庫裡さんに代わって三人娘の末っ子だそうだけど可愛いお嬢さんに頂いて本日の打ち止めです。
でわでわ 三日目へとネ〜