10回目となる知多四国徒歩巡拝 初めての秋遍路(逆打ちにて)


「秋彼岸 過ぎて高みの 空見上げ  二人向かうは 知多四国路に」

「佛心も 無き我なれど 逆打ちの 先に見ゆるは 誰の姿ぞ」

四国遍路の祖を追った衛門三郎の故事に習って、閏年に逆打ちをすると特段のご利益があるという今年
徳を望んだ訳ではないけど、逆目線で歩く知多四国に新たな丁石との出会いを求めて秋遍路をママと開始。
(2012年10月6日)

10回目となる知多四国徒歩巡拝、初めての秋遍路・逆打ち第九日目の一歩たち 2013年1月20日(日曜) 天気 晴れ
篠島から師崎へ戻る → 36番・遍照寺 → 35番・成願寺 → 聖崎・上陸大師像 → 30番・医王寺 → 31番・利生院 → 32番・宝乗院 → 33番・北室院 → 34番・性慶院
                             → 29番・正法寺 → 28番・永寿寺 →  27番・誓海寺 → 番外・禅林堂にて打ち止め

1/20(日)、篠島観光ホテル大角に宿泊をして迎えた我がママの誕生日、昇る朝日を眺めながらゆっくりと朝風呂につかって朝食もして宿の車で港まで送って頂き、朝8時半発のジェット船で師崎へと戻りましたが、本日最初は知多半島最南端となる36番札所・遍照寺へと巡拝です。




参拝後は初めてとなる山越えの旧道へと、長く高い階段坂を上がって



頂上部に出ると、港風景はもちろん三河湾や昨日巡拝の島々も一望です。


師崎の高台から眺める日間賀島や篠島、生命の根源となる海を挟んで島に生きる人々の笑い声さえも聞こえて来そうな距離、今の時代ならば架橋などいとも簡単であろうが、船でつなぐ生活の行き来がより深い味わいを感じられると思うのは身勝手な旅人の感性だろうか。
35番札所・成願寺の納経所に有ったカレンダーの一言「踏み出せば、その一歩が道となる」、日々を過ごすその全てがその人の人生の道となり、後があり前がある。




聖岬の先に立つ上陸大師にも寄り



大井地区に集まる遍路団地へとですが
最初に寄った
30番札所・医王寺は建て替えの本堂落慶を済ませたそうで
小さいながらも白木が眩しく輝いていました。



そして境内の片隅に先ほど参ってきた片名を指し示す丁石がきれいにお化粧をされて立っていたけど
久々に職場復帰の彼らでしょうか。

隈取もされ 紅を塗ってもらい ちょっと恥ずかしそうな丁石たちです。


ママの誕生日を迎える日に篠島に泊まっての連日巡拝、大井地区に集まる五ヶ寺の最初に寄ったのが白木が眩しい落慶の医王寺でしたが、赤い山門の31番札所・利生院、そして向かいの32番札所・宝乗院、道路を渡った33番札所・北室院では上陸大師の御朱印も頂き、その隣漢字だけだとちょっと恥ずかしいお寺の名前と思えちゃう34番札所・性慶院、その発音は「しょうけいいん」でアリマす。




五ヶ寺の後はお揃いの姿で知多半島を歩いて一周しているという我々に興味をもった
大井地区の探索だという地元の子らや



素心蝋梅の匂う香りにも囲まれ包まれた一時でしたが



実は冷たい強風に悩ませながら延々の登り道となった知多中央部へとです。

居並ぶ丁石たちとの出会いや再開に嬉々として歩を重ねたその先に有る結願、今回も秋遍路ということで草木が枯れたこの時期がサイワイして数多くの新発見をした逆打ち遍路ですが、まだまだ未知の彼らです。
純粋な遍路道そのものが農地改革によって途絶える手前、昨春の春遍路でmorimamaが「奥にもあるじゃない」って教えてくれて初めて知った石仏の乗るこの丁石。




草木が枯れたこの時期がサイワイしてジックリと確認ですが
「第廿九番奥院源泉・・美真無上霊水也・」「大正十一年三月 正法寺住職」「弘法・・・・」
全ての刻字を読めないけど、やはり側面の内容から
正面は下の字が埋まっているけど
「大師井戸」で正解のようです。

進んだその先に29番札所・正法寺ですが、この春来地震対策をしていたそのレンガ塀の門前には新たな白木の山門が完成で、たかが半年なれど大きく変化をする各札所たちです。
更に進んだ先、ワタクシは初出会いだけど森宴会部長が風で飛ばされた帽子を拾って土手を上がろうとして手に掛けて気付いたという丁石を我がママが教えてくれたけど、大半が土地の中だったけど「卍七」の刻字が読めます。





「何求め 札所重ねる 巡拝者 その大師道 無心で教える」



「我居るを 知る人がいて 横たわり 静かに眠り からだ休める」



「さあおいで そこを曲がって 真っ直ぐね 耳に届くは 優しきささやき」


朝8時半に師崎を出て、緩やかながらも延々の登り道を辿った先、昨日スタートをした岩屋寺奥之院を知多中央道越しの直ぐ近くとなる28番札所・永寿寺へとですが、昨日の名鉄組はこちらの28番から「つくだ煮街道」でゴールとなったそうです。




お腹を満たして27番札所・誓海寺と同じ境内の番外札所・開山所禅林堂にお参りをして名鉄河和駅にゴールとなりました。

宿泊等の都合もあり、六・七日目と八・九日目が前後したけど
残すは後一日となり、帰宅後は子供たちファミリーが集まって賑やかな我がママの誕生パーティとなりました。

でわでわ 次回は何日かな〜



  結願日につづく 目次に戻る