西川ご夫妻と我がママ、ここはドコかな?!

 「第四管区海上保安本部総合訓練」を見学の一歩たち 2013年9月14日(土曜) 天気 晴れのち曇り(台風18号襲来前日) 距離 0キロ
コース = 名古屋港ガーデン埠頭から海上保安庁巡洋艦で伊勢湾内 〜 名港トリトン架橋下を通って 〜 鈴鹿沖へ 〜 洋上総合訓練観閲 〜 金城ふ頭ゴール

前夜半から台風18号が中部地方に向かって太平洋上を北上中で、降り止まぬ強い雨が屋根を叩き強風が庭の木々を大きく揺らしている愛知小牧の9/16月曜の朝。

そんな台風直前の9/14(土曜)は、パパママ共に初体験となる表記総合訓練の見学をさせて頂ける幸運に恵まれて、ウオークの大先輩である西川ご夫妻と共に
名古屋港ガーデン埠頭へとです。
12時乗船受付開始午後1時出航の予定ながらも、ついつい初経験となる洋上訓練の事を思うと弾む気持ちで体が動き早めに到着の名古屋港へとでして、名港水族館など近隣散歩をしても先頭グループとなって乗船の我々なのでした。

乗船の船は海上保安庁でも最上級の
「PLH21 みずほ」という五千トン超で、アルファベット表記のPLはラージなパトロール船(大型巡視船)、しかも「ヘリコプターも乗ってるぜ」って、最後のHだそうです。

ここが見学の特等席との事前情報から、ヘリコプター2機搭載というそのヘリ甲板の椅子席を確保して船内見学へとですが、早速に海保マスコットのうみまる君とうーみんちゃんの出迎えが有り、二人との記念撮影などを楽しむ西川ご夫妻や我が家もです。




うみまる君うーみんちゃんと、パパママも



既に3年を経ますが中国漁船の体当たりとその記録映像の流出によって知った緊迫の現場
昨年の国有化によって中国監視船らとの更なる緊張関係が続く尖閣諸島
ここ数年何かと話題にもなり映像でも頻繁に目にするようになった白い船体にブルーラインとJapan Coast Guardの文字ですが
世界で6番目の海洋面積をもつ島国日本の国境領海を365日24時間体制で守る職員数は約1万2千人、予算規模は約1800億円だそうです。




しかもその警備警戒業務はほんの一部であり、密輸や密航の取締りや救難業務
水路測量や海洋調査をしての海洋情報の発信など
または航路標識の維持管理を含む航船の安全確保等と多岐に渡り書き切れぬほど。



その一端を教えて頂きながら
訓練参加の千トン級巡視船
すずかを従えて名古屋港を出航の「みずほ」船上です。

初体験となった名古屋港から船での出港、今は第2東名の一部となって名古屋港を跨いでいる「名港トリトン」と呼ばれる巨大橋ですが、見えている走行中の車のスピードがヤケに遅く感じるほどデカ過ぎて、敦子さんが指差して教えてくれたけどそのデカ過ぎる橋の下をアンテナが当たるんじゃないかと思うほどスレスレで通過の大型巡視船・みずほだったけど、見学者が大勢乗った重さのお陰で普段は擦っているんじゃナイかと思うほどギリギリなのです。
そして周囲を見渡すと「オイオイ、お前たちも大丈夫だったかヨ」って、橋の高さに負けぬような大型船がいっぱいなのデス。スゴイ風景だネ〜


港内を出て向かう訓練海域となる鈴鹿沖だそうですが、何度も歩いた知多遍路で見る製鉄所群越しの海風景や、熱田−伊勢初詣でウオーク初日で目に入る名古屋西港エリアなど、そのどれもが逆目線で見られる今回です。
周囲を海に囲まれた小資源のわが国、原材料を輸入してそれらを加工して製品として輸出する、そのほとんどを海運に依存しますが取扱い金額で比較すると、世界3大自動車メーカーのひとつであるトヨタが輸出基地としている「名古屋港」が日本最大の港となる現在だそうです。





セントレアの離着陸機を海側から眺めるなど飽きることのない船上でしたが
洋上訓練場所となる「鈴鹿沖」へと到着するやそのセントレア中部国際空港を基地とする管区保有のヘリコプターなどが飛来
写真は上手に撮れなかったけど互いの顔が確認出来るほどの近くを手を振って右から左から。



そして、西川ご夫妻の故郷尾鷲を拠点にしているというPL型巡視船「すずか」による受閲航行
間近に見る海上保安官の完全防備に盾を持つその姿に驚いたけど、厳しい現場の一端を垣間見た思いです。



更には陸上で言う消防署の機能も受け持つという海保の巡視艇には船上火災への対応として放水機能もです。

「愛します! 守ります! 日本の海」

海上保安庁のスローガンだそうですが、陸上では多岐に渡って細分化されている職務や機能が海上では選択の余地無く
目の前の現実に対応を求められるのが彼らの使命のようです。




続く訓練ですが、写真以外にも船やボートを使った海猿と言われるダイバー服の人たちの溺者救助
ヘリコプターによる海面吊り上げ訓練



連携をして巡視船へのヘリコプターの離着船など。
完全停船の船に降りるのかと思ったら低速航行の船を追い掛けるようにして着艦でしたが
考えたら洋上で船上の揺れは停船したほうが更に大きいのかも。



そして圧巻だったのが高速逃走をする船を
ヘリコプターも連携して互いにぶつかるのではと思う勢いで追跡するという模擬訓練。

しかし海保OBの阿羅漢さん曰く「現在の高速船のスピードたるやこの程度では無い」そうで
広い海を舞台にした密漁や密輸・密航など
超高速船を使い武器も保持する国内外の犯罪者を相手に、我々が普段想像し得ぬ犯罪者たちとの日々のようです。


次から次へと目の前で繰り広げられる「命を守る訓練」に、その実際の現場を想像して感激の暫しでしたが、最前列のイス席で観覧だったものだからカメラを構えるのも後部席の方を思って遠慮してしまい数少ないその訓練風景だけど、その後の海洋パレードでは白塗りのゴールデンボンバーに扮した保安官たちの寸劇もどきに笑わせてもらったりもした楽しいひと時なども有って訓練終了。
知らぬ間に船首は名古屋港へと向いていました。





初めての経験となった「Japan Coast Guard」大型巡視船船上ですが
ウオークの皆さまにも様々をご紹介です。
訓練終了後に解放された
操舵室見学の案内アナウンスと阿羅漢さんのお勧めも有って、一番高い位置にあるその場所に参りましたが
室内に入ると航行業務真っ最中の中を前に横に後ろにと「おいおい、実務中の方々の邪魔だろうが」ってほど見学者が大勢の操舵室内デス。




様々な男職場の中に女性が進出してきて久しいですが同様の海保の現在、船内案内を含めて制服姿の女性保安官も多数ですが
モニターの上に貼ってあった青色のテプラテープの文字「まずは画面の輝度をあげてみてね」って
これは彼女らの誰かが貼ったのだと思われます。



奥では海図の見方なども教えてくれていたけれど、どれを見ても何を見てもヘエエェ〜なのであります。


更には船上では「大切な命!自分で守る」をスローガンに海での「自己救命策3つの基本」というものを教えて頂ける船上体験講習も開催です。
どなたも警察は110番、消防は119番と覚えておられますでしょうが「海のもしもは118番」って緊急時の連絡番号として皆さまもインプットを。
それには現在では当たり前の機能となったかもだけどGPS機能や防水機能の携帯電話が必須でして、発信をしただけでも当事者の位置情報が把握され素早い救助活動につながるそうです。
そして海に落ちても沈まない「ライフジャケットの着用」が一番重要で、未着用の場合と比べて救命率は大きく異なるそうで、耳を傾ける魚釣りや海洋レジャーなどをされる方々です。




その体験を我がママもでしたが
飛行機の口でフーって膨らます救命胴衣をイメージしていたそうで
紐を引くと一気にバーン!って、パンパンに大きくなるその威力に(@_@;)だったそうです。


お昼に乗船から四時間半ほど、伊勢湾へと出てたっぷりと楽しませて頂いた洋上訓練や船内での催しと船上見学でしたが、やや西日が強くなった時間に名古屋港ガーデン埠頭へと戻って下船となりました。




後で聞くに、土日2日間の訓練予定が台風18号の影響により中止となった翌日曜日だったそうで
東日本大震災もあり3年振りの開催だったという今回
貴重な上に更に稀有な体験をさせて頂き有難うございました。

でわでわ これにてネ〜