第10回「花へんろ足摺温泉ジョン万ウオーク」2日目に参加の一歩たち 2015年2月15日(日曜) 天気晴れ 距離14キロ
コース = 四国高知・足摺小学校会場スタート 〜 あんこうの大樹 〜 松尾漁港 〜 鵜の岬 〜 臼碆(うすばえ)灯台 〜 足摺小学校会場ゴール

2/15(日曜)ホテル足摺園にお世話になって3日目の朝です。

              小説「足摺岬」は作家・田宮虎彦が昭和24年に発表した作品
              人生に絶望した帝大生が死の覚悟を以て断崖絶壁の足摺岬に向かう途中で投宿の旅館
              そこの主人と娘や同宿の人々の温かい人情に触れて、立ち直っていくという内容
              宿は旧武政旅館、娘は武政さんのお母様がモデル

              昭和33年・吉村公三郎監督によって映画化されたことで、足摺岬は自殺の名所となり
              自殺志願者が殺到する中、女将となられた武政さんの母上は
              多くの命を救ったことで一躍有名人となられた、そんな由緒の現ホテル足摺園なのです。

歴史のある武政さんのホテルやこの地の風景を是非皆さまにも経験して欲しいものですが、前日にも増して暖かな最高気温17度予想のツーデー2日目、会場入口で出会った愛知組や埼玉の大山さんと本日の一枚目デス。





会場内では広田さんもお出迎えなのデス。



大正5年12月武政忠次により遍路宿として開業とのことで、武政さんは何代目なのでしょうか?
ご自身も生まれ育った38番札所の直ぐ近く、この地をこよなく愛し地域を盛り上げようと自ら大会会長となり
全国各地のウオーク大会へも出掛けて足摺ツーデーをPR
そんな中で知り合い親しくなった彼とパパママです。

「遠来の皆さまを歓迎して足摺が好天をもたらしてくれました。二日目は中浜万次郎の生家もご覧下さい」って、空同様に晴れやかな壇上の武政さんのご挨拶で始まった出発式ですが、四国マーチングリーグの表彰や広田さんのストレッチも有り、スタートの激は札幌からご参加の平井さんです。

激を合図に検印を受けて7・14・25キロと8時一斉スタートですが、パパママの近くには兵庫の一井さんや東京の小川さんやよしえもんさんも、皆さま本日は何キロを歩かれるのでしょうか?
昨日は足摺岬の東岸側、本日は西岸側へとです。


同じ方向に歩いているだけで横を行く方々とも気軽に会話が出来ちゃうウオーク大会ですが、朝のスタートで激をやられた札幌の平井さんとの会話では「今年は特に雪が多くて参ってるわ」って大荒れの冬だそうで、我が故郷の道東も吹雪く連日のようです。
最高気温17度と4月のような陽気の足摺に足が弾んでか快歩で先を行き、赤いヤッケの方も足摺園で同宿、一緒に食事をした仲なのにお名前は失念でアリマした。(失礼)
歩く横の家先にはサンマが干してあったり、簀子に貼られた黒海苔もデス。





皆さまも「黒潮」という言葉はご存知でしょうが、実際に見たことは無いのでは?
「ほらアレが黒潮だよ」って教えてくれる地元の方の説明に目を向けると、なんと海上にハッキリと黒い筋が横に伸びているのが判ります。

四国最南端の足摺岬をかすめるように流れる目に黒い潮流が
豊かな魚群を連れてくるそうで漁師や太公望たちにとって垂涎の漁場となっているのだそうです。

高台から一旦は松尾漁港へと降りますが、そこには国の天然記念物だという樹齢300年の「アコウの大樹」、他の樹木に着床して絡みつき覆って最終的には元の木を絞殺してしまうという、なんとも愛欲情念が過ぎて怨念となったかのような恐ろしき絞殺木だと言うのです。
一見すると地中から生えている普通の巨木に見えるけど、実は元の木が枯れて中は空洞になっているとの事、右ハリコが巻き付かれた元の木が完全に朽ちたもので、ご覧の皆さまにも理解しやすいかも。
歩く目の前にいっぱいの自然なのデス。


スタートから兵庫の一井さんとも同歩となりカメラを向けたりもですが、現役をフィニッシュしてウオーク三昧の日々と聞いているけど、ゴール後はもしかしたら次週開催の長崎へと向かうのかも?!ジックリとお話をして各地の色々を教えてもらわなくっちゃ!
って思っていたら、松尾港からの登りで一気にスピートダウンの我がママ、一井さんとは「お先にどうぞ〜♪」ってなりました。


黒潮のことを教えてくれたのは高知市の川添さん(黒帽子黒シャツの方)ですが、この地には漁に出た夫の無事の帰港を願う妻たちが、高い岩場に立って着物の裾をたくし上げ海上の夫に股間を開帳するとの奇習の話も教えてもらえたけど、こちらはアコウの樹と違って絞め殺さず愛情万点であります。
もしかしたら途中で接待をしてくれたおばちゃんも若い頃は・・・





進む先の絶景は、姿・形から「鵜の岬」って呼ぶのだそうですが、確かに鵜が翼を広げたようです。
今からあの岬の向こう側へとです。


黒潮が岩礁にぶつかるという鵜の岬の突端へとやって来ましたが、先に来られていた方々とハイタッチをしてご挨拶の狭い道、そこを抜けた先には可愛く白い臼碆灯台(うすばえ)へとです。




黒潮が日本で一番最初に接岸する場所で、見事な花崗岩の断崖は磯釣りをする人たちにとっては聖地のような場所
映画「釣りバカ日誌」の撮影現場にも使われたそうです。



見下ろす荒波の岩礁に瀬渡しの船から下ろされた太公望たちの姿もハッキリ見えますが



写真は逆光で上手に写らなかったけど、黒潮の流れを皆さまもご覧になれますでしょうか?
白い瀬渡し船が進むのと同じ方向に沸くような模様が続く海面、他と違うでしょう。

我々14キロ組は臼碆灯台から戻るコースでしたが、藪の中で鶏の鳴く声が聞こえ、見てみると直ぐ目の前の木の上に艶の良い綺麗な羽のニワトリが、密林の中からもアチコチで鳴き声が聞こえたけど我々を警戒する声たちか?
野生のようだけど、近くに住んでいたら産卵場所を見つけて「毎日新鮮な卵ご飯が食べられる」って、終いには美味しい鶏鍋の話も。


足摺岬には縄文人が作ったという謎のストーンサークルが有るそうで、古代人がどのようにして山中に運んだり積んだりしたのか今も不明だそうだけど、唐人駄馬という地名から邪馬台国論もあるというその場所は25キロ組のコース上です。
我々は14キロコースですが、我がママは「こうやって大勢で運んだかもよ」って横の巨石を「ヨイショ!」って遊んだりも。


ゆっくりと遊びながら歩いたつもりでしたが、ジョン万黒潮14キロコースと言うことで3時間ほどでゴール、会場アーチをくぐると武政さんやスタッフの皆さまがお出迎えでして頂けました。

会場内では朝から奮闘のスタッフの方々がご用意の愛情いっぱいの美味しいお汁粉や、初日とは異なる魚で作ったという温かいつみれ汁で昼食でしたが、お代わりも勧められお腹一杯デス。




朝のスタートが8時でしたが我々14キロ組がゴールしたのが11時前
つみれ汁を頂きながらオニギリを食べていたら、ナナ・ナント驚くことに15分も経ずに25キロ組が帰ってきたとの会場アナウンスが!

テント前に行ってみると愛知組の鈴木さんと恰さんら3名
後半はほとんどランニングだったとの事ですが、時速8キロ以上でのゴール
恰さんはまだ頬を紅潮させたままだったけど、達成感に大満足の様子で、ウオークにもそれぞれ様々の楽しみが有ります。

大会実行委員長の武政さんやスタッフの皆さまにお礼のご挨拶をして一旦は連泊のホテル足摺園に戻って入浴もさせて頂き汗を流して、お昼に足摺の地を後にしましたが、帰りは鳴門大橋から淡路島そして明石大橋のコースでガソリン補給や夕食休憩もして、無事に自宅に夜10時前で有りました。
久々に遠隔地へのツーデー参加でしたが、やはり格別に素晴らしかった花へんろ足摺温泉ジョン万ウオーク、行って良かった!なのでした。
でわでわ コレにて ネ〜